用 語 集 1 


●人工商店街
郊外型ショッピングセンターのこと。(島田陽介さんの示唆を受けて定義したもの。)

○自然成長的商業集積=商店街:
個別店舗の計画的出店の連鎖によって作られた商業集積。あらかじめ特定の商業機能を分担することを目指して計画的に集積された物ではないため、自然成長的商業集積と呼ばれる。

○計画的商業集積:
集積全体が商圏において吸引する購買ニーズを限定して、そのニーズに高度に対応するためにあらかじめ売り場構成を計画し、テナントミックスを実施して実現する。
コンセプト〜テナントミックス〜売り場規模〜施設〜用地が計画に基づいて構築される商業集積のこと。

人工商店街:
敷地、建物は計画に基づいて建設されるが、商圏で担う「商業機能」は特に限定しない。売れるものなら何でも扱いたい・品揃え&店揃えを目指す商業集積。
我が国のほとんどのショッピングセンターがこのカテゴリーに属しており、「量販」を至上課題とする「日本型GMS」をキーテナントに、その集客力を当てにして出店する「店前通行量依存型」のサブテナント群とで構成される。

出店しているテナントは、店前通行量ねらいの店づくり。
その点で全盛期の商店街立地の個店の着想と大差ない。
マイカー時代の商店街ともいえる。
集積作りの動機が、ライリー、ハフ的な思いこみ=お客は、店舗面積が広ければ気に入る商品もあるに違いないと考えて来店するに違いない、というところにあるため、集積としての相乗効果は「計画型」に比較すると格段に劣る。
集合イベントの成果もあまり期待できない。

計画的商業集積の登場がなかなか実現しないので目下のところ存命している、ともいえる。
強敵は、「気に入った商品が無ければ買うのをやめる、間に合わせならディスカウントで結構」という購買動向の変化である。
人工商店街がこの動向に対応することは難しい。





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●戦略
1.もっとも広義ではここからあそこへ、持てる手段を講じて到達するシナリオ
2.軍事分野では
(1) 戦争目的を達成する=新しい平和を実現するシナリオ
(2) 手持ちの戦力及び調達可能な戦力を駆使して戦いに勝つためのシナリオ

3.経営分野では
手持ち及び調達可能な経営資源を組み合わせて経営目的を達成するために構想されるシナリオ

4.中心市街地活性化
手持ち及び調達可能な経営資源を組み合わせて中心市街地を活性化させるために構想されるシナリオ

戦略の重要性:
※優れた戦略は平凡な戦略を勝利に導く。(リデルハート)
※ここからあそこへ、いけない場所関係もある・見極めよ。
※可能な戦略に合わせて目的を変更せよ。
※急がば回れ




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●中心市街地活性化
大事な用語。
当サイトが取り組んでいる「中心市議地活性化」は、都市の中心部を活性化しましょう、という曖昧模糊、論者の数だけ内容が変わるような話ではない(『整備活性化法』を前提とした場合)。
「中心市街地」、『中心市街地における市街地の整備改善及び商業等の活性化の一体的推進に関する法律(以下「整備活性化法」)』の定義では、都市の中心部 に所在し、空洞化しつつある商業集積のこと、つまり「都市の中心部に位置する商店街」、つまり、中心部居住者のみならず広い範囲から買い物客を集めていた 「中心商店街(プラス?)」に他ならない。(?部分は中心商店街と融合立地する商業以外の都市機能、各都市の状況により多様)
中心市街地=都市の中心部と理解して、その全般的な活性化に上記の「整備活性化法』のスキームで取り組もうとすると、何の成果も挙げられない結果に終わる可能性が高いので要注意。

中心市街地=商店街という定義には異論があるかもしれないが、『整備活性化法』に基づく取り組みでは、対象となる中心商店街を「中心市街地」と定義している、というだけのこと。
言葉の定義に拘泥しても何かが変わるということはない。
法に基づく施策のメニューやTMOの任務などを考えあわせれば、法における中心市街地が中心部に立地する商店街を意味していることは明らかである。

この際、しっかり理解したい人は
http://www.quolaid.com/cgi/tkf/wforum.cgi?no=256&reno=no&oya=256&mode=msgview&page=0

以上について異論がある場合も、当サイトの用法では『整備活性化法』同様、中心市街地≒中心商店街としているので、念のため。

活性化:ある機関、組織、地域等が本来発揮すべき機能が劣化している場合に、しかるべき施策を講じることで機能を再生させること。
ちなみに、『整備活性化法』の枠組みでの「中心市街地活性化」とは、中心部に立地している商店街固有の機能=物販機能(空洞化している)を再生すること。 あらためて商品が売れる=広い範囲に居住する住民の買い物の場という役割を再構築することを(主要に)意味している。




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●自然発生・自然成長

「・・・的商業集積」といえば商店街のこと。
個々の店舗については、もちろん出店者がそれなりに計画をたてて出店するが、それらの店舗が次第に増えて集積を作っているのが商店街。
個々の計画にもとづいて出店した個店群によって目的意識無しで作られた、
というより出来ちゃった、といった方が適切なものも多い。

店あまり時代、集積として構成要素がそれぞれの特性を発揮して一つの総合的な来訪目的を作り・提供する、という相乗効果を期待することは難しい。

商店街が「自然成長的」と呼ばれるにふさわしかったのは高度成長期前半まで。
それ以降は「人為的衰退」に突入して長い時間が経っている。

自然成長的商業集積に対置されるのが計画的商業集積である。
一般には郊外型ショッピングセンターがその典型と見なされているが、当社の見解は異なる。
「人工商店街」を検索せよ。




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●慣行小売店

> 店づくり3点セット=お客の購買目的・購買行動に対応して品揃え/接客・情報提供/
買い物環境をワンセットで提供することが新しい小売業のあり方です。

小売店なら規模・業種・立地などを問わず、その店舗は3点セットによって成り立っています。しかし、慣行の場合、コンセプト〜トップダウンによるコンセプトの実現としての店づくり、その一部としてのそれぞれのあり方が実現されているのではなくて、多様な動機でおこなわれた工夫の混合、というのが実状。
これをもってお店とはこういうもの、と考えて疑問を抱かないのが慣行小売業経営者。

すべてはだれかが仮説に基づいて始めたこと。その実状を観察し、根拠を問い、新しい仮説に
基づく試行と取り替えていくのは、経営者たるもの、まったく当たり前の仕事と考えるべき。




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●店づくり

当社独自の概念。
デスティネーション、お客にとっての「来店目的」づくりのこと。

来店目的はもちろん、必要な商品(生活部材)を購入し持ち帰ることだが、買い物プロセスにおける販売側の支援、買い物環境などのあり方は、購買商品決定〜恒常的買い物行き先の固定化という経営課題の達成に不可欠のテーマである。

店づくり3点セット=お客の購買目的・購買行動に対応して品揃え/接客・情報提供/買い物環境をワンセットで提供することが新しい小売業のあり方。
くわしくは「サイト内検索」を活用のこと。




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●ショッピング

Shopすること。
お店で商品を吟味する、購入するなどの行為。
ウインドシヨッピングという言葉があるように下見、ひやかしなどを含む。
「冷やかし」を毛嫌いする店主があるがとんでもない話。なぜとんでもないのかは自分で考えてみることと。

買いたい商品、手に入れるまでは欲しくてたまらないが、手に入れてみると大したことはなく、またすぐめっちゃ欲しいものが現れる・・・。





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●マーケティング

取引などの関係において、相手の目的達成に協力することを通してこちらの目標を達成する、という考え方。

相手をその気にさせること。
人がその気になるのは、その気になった方が自分にとってプラスだと思ったとき。
人をその気にさせるにはそうした方が自分自身にとってプラスであることを理解してもらわなければならない。

マーケティングは説得だが、説得の内容は「そうした方があなたにとってプラスである」ということに限られる。




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●慣行イベント

もの余り・もの離れが顕著だから物売りをアピールするだけではもものは売れない、もの売りに無関係のイベントを開催すればもの離れしているお客を街に呼び戻せる。
そうすれば(どういう訳か)ものが売れるようになる(らしい)。

お客がものを買うのはシャッターの内側、イベント会場ではありません。
イベント目的に来街したお客を店内に誘導、衝動買いしてもらう仕掛けは?
何も準備されておりません。これでいったい何がどうなるというのでしょうか?

お客さんが離れているのは「もの」ではなく、「商店街」なんですからぁ!、
ジャジャ〜ン、山吹イベント斬り!

イベントは、参加する各個店がイベント企画に呼応して入店誘導、店内回遊・お買いあげというシナリオを描き・実現してはじめて効果を発揮できるのです。
物売りで生計を立てながら、「もの離れ」などと評論していてどうしますか。
ほんとにそう思うのなら物売りはおやめになるべきでは?




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●イベント

イベント=起こることが待ち望まれている出来事。

誰が待ち望んでいるのか?
言うまでもなくお客さんにそうあって欲しいわけです。
イベントの情報を得たら「わ〜、行って見てみたい」という気持ちがお客さんの心の中に沸き起こり、その気持ちを当日まで持続させておくことが必要になる。
そのためには、当然きめ細かに対応していくことになるが、「きめ細かな対応」
言うのは簡単ですが、実行するのは難しい。

「何が何でもイベントに来ていただく」という意欲を持つことが大切であり、そのためには関係者一人ひとりが「イベントに来た人には必ず喜んでもらえる」という確信を持つことが先決。

確信を持つためには確信を持てるイベントを作りあげなければならない。当たり前ですね。




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●慣行=慣考

活性化=どういうことなのか意味不明のまま用いられている。
だから、「活性化策」とされるものも、それをやったら何がどうなるのか、一切考えることなく、
ただ、それが活性化策としてまかり通っている、という理由だけで取り組まれていることが多い。

たとえば:
チャレンジショップ
空店舗を活用したコミュニティ施設の開設
もちろん、人寄せ・やまぶきイベントも。




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●活性化

何らかの原因で機能が衰退している組織、地域などに施策を施すことにより機能を回復させること。

@もともと持っていた機能が
A何らかの理由で衰えているのを
B施策をおこなうことで元通りにすること。

商店街活性化:
物販集積としての機能が衰退している商店街に施策を講じることで、物販機能として復活させること。
ちなみに中小企業庁のTMOマニュアルによれば、中心市街地の商業の活性化は「ショッピングモールとしての再構築」を目指すべきとされている。




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●時間堪能型社会

ポスト工業社会の方向を示す概念、takeo作。

工業社会までの歴史は、人類の大部分が「必需品」を所有することを主要な課題として生活を営んできたと総括することが出来る。

ポスト工業社会は、生活資材の普及という敵視的課題が少なくとも先進国といわれる地域においては完了したとみなされる。
今後はそれらの資材を活用してどのような生活を作りあげ・堪能するのか、ということが課題・目的となっていおる。
これまで同様、物財の普及・所有というレベルでは経済も資源も地球環境も維持することが困難になっていることは周知のところである。

ものの所有から時間の堪能へ、我々は人類の歴史の転換期に位置していると考えられる。
たとえば、税制調査会の『我が国経済社会の変化の実像』など。

ラグジュアリィ、新しいライフスタイルへの転換の第一歩と位置づけることが出来るわけで、 この時期の経済再興はとてつもなく深い意味をもっているのである。そういう認識に即した戦略を立てないと再興は難しい。

この項目について興味のある人は、サイト内検索をどうぞ。




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●堪能

堪能:辞書を引いてみると、
@十分満足すること
A学芸などに優れていること
とある。

堪能=満足だが、普通の満足とはいささか異なっており、当方に対象をしっかり吟味し・味わう能力が備わっていて、その能力で吟味した結果を味わい満足している、というのが「堪能」である。

したがって、堪能するためには自分の方にそれなりの準備・経験・資質などが必要であり、自分自身の中に一定の基準が備わっていることが条件になる。流行、 価格、ブランドなど自分の好み以外の基準もあるが、それらを基準にして得られるのは普通の「満足」というレベル、とても堪能まではいかない。
「堪能」には努力精進が必要かもしれない。

ラグジュアリィは堪能、ここを狙うラグジュアリィ対応型ショップは、自店がターゲットとするお客のラグジュアリィニーズとそれを堪能(@)するための演出技術などについて、堪能(A)であることが要求される。




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●衝動買い

計画していなかったのに成り行きでする買い物のこと。

いくつかに分けられる。
@いずれ買う予定だったが、今日は買うつもりが無かった。
A今日買う予定だったが、この店で買うつもりは無かった。
B商品を見るまで、全く買うつもりが無かった。

こういう状況にある人、つまりその商品を見るまでは買うつもりが無かったのに、その商品を見たことにより・欲しくなり・買ってしまう、というのが衝動購買。

成立するためには、
@彼または彼女にショッピングに向かう心理的なゆとりがあること
A広義のショッピングの環境が整っていること
の二条件が必要。

衝動買いが起こるのは、AIDCA(*)というプロセスが、最後までしっかり働かなければならない。したがって、その前提として「商品を見せる」という仕組み、しっかり目をとめてもらうだけの仕掛けが出来ていないと成立しない。

業績不振(=商品に魅力がない)の店舗、商店街が集客手段として繰り出すイベントに業績アップの効果が出ないのは、イベントで誘い出されたお客の目に留まり・欲しくなる商品が提供されていないから、ということがよくわかる話。




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●TMO:タウンマネジメントオーガニゼーション

 『中心市街地活性化基本計画』を導きとして、中心市街地の活性化、特にそこに立 地する商業集積の再生への取り組みを担う組織。『基本計画』に掲げられ た「中小 小売商業高度化事業」の実施に関する構想(『中小小売商業高度化事業構想』、こ れを「TMO構想」などと略称する場合があるが、ポジション的 にそぐわない。高 度化事業はタウンマネジメントを推進する上で重要な事業であるが、高度化事業= TMOの中心業務というわけではない)をまとめ、市町 村に提出した第三セクター たる法人(いわゆる「三セクTMO」)、商工会議所(いわゆる「会議所TMO」) 等が市町村から認定されることで発足する。




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●TMO事業:「中小小売商業高度化事業」のこと。

 TMOの認定要件がこの事業に ついての構想をまとめ、提出することとされているところから、この名で呼ばれる。 誤解の無いようにしたいのは、TMOはTMO事業を推進するために作られるもの ではない、ということである。
  TMOの役割は、経産省が出している『TMOマニュアル』によれば、
 「中心市街地に立地するすべての商業集積を一個のショッピングモールに見たてて、 整備を計画し、推進し、運営する機関」
 である。役割を果たしていくためにTMOが考え、実行しなければならないことに ついては、当サイト内検索機能を利用して該当個所を熟読していただきたい。




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●TMO構想:『中小小売商業高度化事業構想』のこと。

 中心市街地活性化法による 事業推進支援の基本となる。「中活法」の支援スキームを活用して取り組む事業の 種類、事業主体、実施場所、おおむねの実施時期を構想する。
 この構想をまとめ、提出することがTMOの要件となっているところから、「TM O構想」と呼ばれているが、内容、位置づけとしてはそういう性格のもの ではない。 TMOの役割はあくまでもタウンマネジメント、中心市街地の商業集積をショッピ ングモールに見たてた整備計画の作成と運営である。




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●デスティネーション

 「目的地」 近年、米国からの影響で商業関係で用いられるようになった。
 詳しくは次を参照のこと。
 http://www.quolaid.com/library/kiji2003/20030302.htm




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●アウトレット
●アウトレットショップ
●アウトレットモール


 ナショナル・メーカーなどが通常の販売ルートで売れなかったり、売れないと判断した自社商品を回収して直営店舗において低価格で販売する仕組みを「アウ トレット」、店舗を「アウトレットショップ」という。最近では通常ルート以外にアウトレット専用の商品を開発する例も多い→ナイキショップ。
 さまざまなメーカ−、業種のアウトレットショップが広い駐車場を囲んで集積されている郊外型集積をアウトレットモールという。有名ブランドをディスカウントで入手出来る、というデスティネーションで広域からの来店を訴求する。
 我が国では、お客は休日にヤングファミリィがレジャーを兼ねてショッピングに来る、というパターンが多い。御殿場、りんくうの「プレミアムアウトレット」(チェルシージャパン(株))が有名。04年には九州鳥栖市にもオープンされる予定である。
 総合ディスカウントショップをはじめ、アウトレット以外のディスカウント業態も集めた集積はパワーセンターと呼ばれる。福岡県久山町のトリヤス久山など。


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●タウンマネージャー
●タウンマネジメント


 中心市街地の機能を再生し、活気を取り戻すことは先進国に共通した課題。
ビジョンを掲げ、地区の住民とともに漸進的・計画的に街づくりを進めていく手法をタウンマネジメント、この業務を統括する人をタウンマネージャーという。

 タウンマネージャーについては、我が国では用語が混乱しており、次の3つの立場がある。

1.中小企業総合事業団が実施する所定の研修を終了した商工会議所やTMOの職員 で、『中心市街地活性化法』のスキームによる中心市街地活性化事業の推進にあた る。
2.中小企業総合事業団が各地のTMOの取り組みを支援するため、要請により専門 家を派遣、指導・支援する「タウンマネージャー派遣制度」におけるタウ ンマネー ジャー。都市計画・市街地開発等のプランナー、商店街指導の商業コンサルタント などが登録されており、TMOなどの派遣申請に応じて派遣され る。
3.TMOが配置すべき、TMO事業を統括するタウンマネージャー。これが本来の 意味でのタウンマネージャーであるが、TMOで意識的にそういう人材を配置して いる例はきわめて少ない。1および2で定義されているタウンマネージャーが3の 意味でのタウンマネージャーとして適格かというと、そういうことは全然無い。


  中心市街地活性化に取り組むとき、最大の課題はこのタウンマネージャーすなわ ち、基本計画以下の計画群を実体化していく取り組みの全体を統制するス キルを持 った人材を確保すること。適任者とのマッチングは難しいし、地元で育成するには 時間がかかりすぎるし、育成の方法自体が準備できない。
 「ショッピングモールへの転換」を目指す場合は、転換の期間に限り、思い切って 外部に委託する、という方法も検討してみることが必要なところも多いと思われる。 この場合、要員を選抜して委託先と協働させ、マネジメント能力の移植を目指すこ とになる。


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●空店舗
●空店舗対策


 商店街では業績不振、高齢化・後継者不在等による廃業が続出、空店舗が軒を連ねているところが少なくない。いわゆる「空洞化」である。
 もともと商業集積としての魅力が衰えたために空店舗が発生するようになった訳だが、空店舗が増えると、街区の商業集積としての魅力がさらに衰え、営業中 の店舗の足を引っ張る、安全性、快適性などが劣化する、組合員の減少により共同事業の原資が確保できないなど組織の存続が危ぶまれるケースさえ起きてい る。

 空店舗対策は、空店舗を店舗その他に活用する希望者を募り、期間を限定して支援しながら営業施設として定着させようという制度。
 商店街の連袂性を復活させ集客力を高め商業集積としての再生を目的にしている。
 実際には開業希望者が少なく、あったとしてもなかなか定着に至ることは難しい。TMOなどが「コミュニティ施設」「情報プラザ」等を開設する例も多く見られるが、本来の目的である賑わい性の再生、街の活性化には結びつかないことが多い。
 空き店舗対策の趣旨を考えれば、最も大事なことは「これ以上空き店舗を増やさない」ということであり、これこそ究極の空き店舗対策である。


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●テナントミックス
●テナントリーシング


 小売業の競争は、「商業集積間競争」時代に入っているといわれている。
商業集積間競争とは、特定の生活分野の買い物について、商業集積が実現する品揃え・サービス揃えのお客から見た充実度合いをめぐる競争のことである。
 現下の経営環境において存続・成長を目指す商業集積は、デスティネーション(コンセプト=お客から見た買い物来訪目的)を充実させ、変化に対応しながら維持することが基本戦略とする。

 ある目的のショッピング目的について、ワンビジットで済ませられる、という機能を持っていることが求められる訳だが、そのためには商業集積のデスティ ネーション(コンセプト)を明確に定め、顧客の来店目的を過不足無く達成させる品揃え・店揃えを実現しなければならない。
 つまり、集積全体としての品揃えを実現するために必要な品揃えを計画し、これを実現するために必要な店揃え(キーテナント及びサブテナント)を実現しなければならない。

 複数の店舗の集合で商業集積としてのコンセプトを実現する手法を「テナントミックス」といい、テナントミックス計画に基づいて実際の企業を配置することを「テナントリーシング」という。

 TMOは、中心商店街を一個のショッピングモールと見立て、モールにふさわしいテナントミックスを立案、既存個店の転換及び空き店舗などを利用した新規テナントの導入で実現することが主要任務の一つである。
 ただし、TMOは「テナント・ミックス・オーガニゼーション」ではなくて、「タウン・マネジメント・オーガニゼーション」であることを銘記しておくこと。
任務はテナントリーシングではない。商店街全体を一個のモールと定義して、既存・ありのままの商店街からスタート、モールの実現を目指すことがその任務である。
 特にスタート時点のタウンマネジメントは、ショッピングモールの構想を作成、既存のあり方からのまちぐるみ、ソフト&ハードの転換を目指して展開される が、理論・技術の修得〜転換計画の作成〜漸進的実践という転換のプロセスは、「テナントミックス」という概念ではとらえきれない。
 もちろん、既存個店はモールのテナントとしてふさわしい品揃え・店づくりへの転換に取り組む訳だが、この取り組みは空き店舗へのテナント誘致などと同列で「テナントミックス」と呼ぶことはできない。転換と誘致、仕事の中味が違いすぎる。

 TMOの場合、テナントミックスという用語・手法は、空き店舗活用というレベルではじめて意識されるくらいで良いと思う。空き店舗へのテナント導入にあ たって、コンセプトを基準にすれば、モールに新しく付加する品揃え・店舗はどのようなコンセプトの店舗が望ましいか、どのような方法で店舗を誘致するか、 ということが中心市街地が転換・実現を目指すショッピングモールのテナントミックスである。


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●ミールソリューション
●ミールリプレイスメント


 ライフスタイルの変化、有職主婦の増加、スーパーマーケットの競争激化等の結果、家庭内食事(ミール)の様態が大きく変化、調理済み食品の利用が多くなっている。
次のように分類される。
@個食化:家庭内の個々人の食事時間、献立がそれぞれの都合に合わせて個別に準備され行われること。
A中食化:通常は家庭で準備する食事を外で買って持ち込むこと。

 個食化ニーズに対応して、献立の一部として提供されるアイテムをミールソリューション(ソリューションは解答・解決策)という。総菜にとどまらず多様に提供されている。ミールソリューションは家庭内個食の満足実現という「問題」に貢献する。
 中食化ニーズに対応するのは、それ自体が一回の献立となってしまう弁当など。
 リプレイスメントは置き換えという意味。
 両方を合わせてミールソリューションと表現することもある。(以下、この意味で使う)
ミールソリューションは、スーパーマーケットやコンビニエンスストアなどの主要業態のデスティネーションの柱となっており、競争がもっとも激しい分野。
 異業態ではファーストフード、テイクアウト、宅配給食なども競合する。


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●ショッピングセンター
●ショッピングモール


  参照:ショッピングセンター関連用語の整理


      
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●小売吸引力
●ライリー
●コンバース
●ハフ 修正ハフ


  参照:小売吸引力理論批判
      ライリー、ハフ 購買力吸引理論の批判
 
 このようなおばかな理論を振りかざしている人たちに言うべき言葉はただ一つ、「デタラメを言うな」ということである。
 

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●買い回り品、最寄り品

参照:「買い回り品と最寄り品」(メルマガ NO.41 H15.4.25) 

ちなみに、スーパーマーケットはラグジュアリィ志向、けしてコストコンシャス業態ではないからご留意あれ、

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●ファサード

 接道壁面。アクセス道路に正対した店舗壁面、通常は店舗正面の立面である。
 小売店のファサードは屋根の一部、ひさし、二階窓、パラペット、袖看板、ショーウインド、ドア、開口部、壁面、シャッターなどから構成されている。
 営業上特に重点が置かれるのは、ショーウインド及び開口部(店内が透視できる部分)である。ショーウインド及び開口部から見える店内が「絵」であるとす れば、ファサード全体は額縁である。店舗のファサードは商品・店内の引き立て役であることを考えれば、過度なデザインは好ましくない。
 また、景観整備などで「統一したファサードデザイン」を目指すケースが散見されるが、店舗デザインは店舗の営業内容を反映すべきであり、一律的なデザインの店舗を並べることで何かしら吸引力がますのではないか、と期待するのは本末転倒した考えである。

●ファサード事業
 ショッピングモールを目指す商店街が取り組む、街ぐるみのファサード整備事業。
その重要性、取り組みのありかたについては、
http://www.quolaid.com/city/city113.htm を参照せよ


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