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<投稿記事>
takeo先生、先日は講演ありがとうございました。
ご覧の皆様もよろしくお願いします。
佐賀の田舎の商店街で小売業をしております「まき」です。
各地の状況とこの板を検索しても出て来なかったので質問ですが
今結構話題になっている大分県豊後高田市の「昭和の町づくり」の取り組みについては
どのように感じていますか?
つい先週大分方面に観光で行ったところ、九州各地から観光バスが来ており、
地元のボランティアガイドの案内でレトロチックな看板の商店街を1周し、
(各店で店主が店の生い立ち等を語ったりお茶や試食が出たり・・・)
最後に倉庫を改装した昭和博物館でメンコや駄菓子を見る、といった内容でした。
ただ思ったのが私は2度目の訪問だったのですが
何度もくる所ではないかな?と思いました。
最近では観光ガイド等にも載っていますしかなり有名になってきましたが
この町づくり、皆さんはどのようにご覧になりますか?
長文失礼しました。
<takeo>Re: 豊後高田市の例
お疲れさまでした。
みなさん、大変熱心に受講していただき、これからが楽しみです。
これまでも何度か講習を担当しましたが、街ぐるみでショッピングモールを目指す、という提案は初めてだったと思います。
連合組織の役員さん方のここ2ヶ月くらいの行動が街の将来を左右します。いよいよ最終方針を実行する正念場の幕を切って落とすときですね。
> 各地の状況とこの板を検索しても出て来なかったので質問ですが
> 今結構話題になっている大分県豊後高田市の「昭和の町づくり」の取り組みについては
> どのように感じていますか?
当サイトでもいずれ取り上げるつもりでした。
とりあえず、滋賀県長浜市の「黒壁」と似ている取り組みかな、と思っています。直接見てはいませんが。
「黒壁」については、http://www.quolaid.com/library/magbn/mg011207.htm
に書いています。
> つい先週大分方面に観光で行ったところ、九州各地から観光バスが(略
商店街(地元住民の日常生活の充実に貢献することが事業機会)といわゆる「観光商業(ラーメンスタジアムなど手作りテーマパーク)」とでは地域において果たす役割が全く違うと思います。
<投稿記事>なるほどぉ
リンク先のメルマガも読ませて頂きました。
1年半も前にこうした観光頼みの街づくり(言葉が悪くてすみません)に?を
投げかけてらっしゃったのですね。
takeoさんの仰るとおり商店はシャッターの内側で売上を上げることで
地域に貢献するという宿命を背負っていますよね。
最近その考え方を知って、これからとてもシンプルに
行動できそうな気がします。
様々な事業、イベント、施策など、ありますが
「果たしてこれはわが店のシャッターの内側に何かもたらすのか・・・?」
「これをどう料理したらわが店によい影響を及ぼすか・・・?」
ですよね?
今までみたいに「あぁいい話だったなぁ。何か参考になるかもねぇ。」
ではなく、最後のチャンスとしっかり自覚し、生き残りの道を
探っていきたいと思います。
今後ともよろしくお願いします。
<takeo>長浜の街づくり
市民主体のまちづくり活動としては「これまでのところ」日本一でしょう。
http://www.nagahama.or.jp/machi/machi-j.html
長浜市の取り組みで「今後の課題」とされていることは観光商業の宿命でしょうね。
http://www.nagahama.or.jp/machi/nagahama-m/nagahama-m.html
一般に商店街、小売業は直接地元生活者の生活条件の充実に関係する、活性化=住民の生活のいっそうの充実と直結していますが、観光商業の場合はちょっと違います。
観光商業は、特段、中心市街地でなければいけない、自分たちの街がやらなければいけない、という事業ではありませんからね。
似たような例は湯布院だと思います。
あまり知られていないと思いますが、湯布院では住民サイドから見たらまちづくりは失敗だった、という総括が始まっています。
外部では羨ましがられている湯布院ですが、内部では本格的な反省が行われているところがすごい。
ちなみに、湯布院は別府を反面教師に、黒川温泉は湯布院を踏まえてまちづくりに取り組んだと言われています。たぶん近くの温泉では黒川温泉を踏まえたまちづくりが模索されていることでしょう。
「成功事例」をそっくり輸入すればよい、というものではない、商業が担う役割をきちんと踏まえておくこと、そういう街づくりなら外部からの資本参入がそのまま地域の生活の充実と外部からの吸引、双方に役立ちます。
成功事例に学ぶ、というのは事業を推進する意欲を学ぶというのが一番、事業の目的と達成状況はシビアに見る、ということが大切。特に商店街の場合、「ショッピングモールを目指す」という方向が打ち出されていないと発展性がないと思います。このあたり、まきさんが豊後高田市に行って感じられたとおりではないでしょうか。
> takeoさんの仰るとおり商店はシャッターの内側で売上を上げることで
> 地域に貢献するという宿命を背負っていますよね。
これができないと、地域に住んでいる人たちは遠くまで買い物に出かけることになります。天神まで買い物に出かける(行かなければ気に入った商品が手に入らない)、というのはラグジュアリィとはいえませんね。買い物は地元、天神は遊びに行くところ、という使い分けができるのがいいですね。
> 最近その考え方を知って、これからとてもシンプルに
> 行動できそうな気がします。
> 様々な事業、イベント、施策など、ありますが
> 「果たしてこれはわが店のシャッターの内側に何かもたらすのか・・・?」
> 「これをどう料理したらわが店によい影響を及ぼすか・・・?」
> ですよね?
おっしゃるとおりです。
せっかく時間とお金をかけて取り組む事業です。効果を波及させ・蓄積していくには、個別事業の取り組みに先行して「商店街ぐるみでモ−ルへの転換を目指す」という基本方針を立てることが不可欠です。
エルタウンのLは、LuxuaryのLだということにしたらどうでしょうか?
> 今までみたいに「あぁいい話だったなぁ。何か参考になるかもねぇ。」
> ではなく、最後のチャンスとしっかり自覚し、生き残りの道を
> 探っていきたいと思います。
> 今後ともよろしくお願いします。
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