トップページへ ホーム資料庫商店街活性化フォーラム保存版 2003年目次



S057■デスティネーション
2003/03/02(Sun)

良く聞くのは空港の案内などで、最終目的地のことです。
集客装置の場合は、「顧客お来訪目的」という意味で用いられます。
「この施設は誰が(客相)、何のためにやってくるところか」ということ、コンセプトと同義ですが、こちらの方が直接的で紛れがありません。

 類似集客装置の場合、デスティネーションの充実度合いが勝負、競争は充実度合いをめぐってお客の頭とハートの中で行われます。異質のデスティネーションの場合、来訪動機が違いますから、関係付けは十分検討することになります。

 「誰が何のためにやってくるところか」右肩上がりで右へならいの時代にはそれほど問題になりませんでしたが、これからはそうはいきません。
個性化・多様化といわれる時代ですが、デスティネーションがはっきりしない施設ばかり多いと、多少趣味と違っていてもデスティネーションのはっきりした施設にお客は集中します。

佐賀県では昨年、観光振興事業として「デスティネーションキャンペーン」と銘打った取り組みが行われました。内容、結果は良く知りませんが、ともかくも行政がこのような概念を用いるようになったか、と思いましたね。

デスティネーションについて考えてみます。

来訪目的

> デスティネーションについて考えてみます。

小売店−物販施設の場合、デスティネーションはショッピングです。
ショッピングとは、shop すること。買い物、下見、ひやかしなどなど。
もっとも重視しなければいけないのは、もちろん「買い物」です。

「買い物」ってなんですか?
自分の生活に必要な材料を吟味し・代価を払って手に入れ・持って帰ること、ですね。けして「あなたのお店の商品を買う」ことではありませんから間違えないようにしましょうね。

お店のデスティネーションの評価は、「持って帰る商品があるに違いない」というお客の期待にどれだけ答えうるか、ということで決まります。いってみる価値がある=持って帰れる商品がありそうだ、という期待がないお店には、下見もひやかしも有り得ませんからね。

デスティネーションがしっかりしていないお店では、いくら宣伝広告に力を注いでも、「何しに来いといってるわけ?」といわれるのがオチです。

皆さんのお店や商店街、デスティネーションははっきりしていますか?
はっきりしていませんよね。これを作りあげていくのが「中心市街地=中心商店街活性化」プロジェクトの中身です。

観光施設のデスティネーション

> デスティネーションについて考えてみます。

観光施設の場合を考えてみましょう。
次の観光施設のデスティネーションは何でしょう?

ディズニーランド

スペイン村、ニュージーランド村(どこでしたっけ)

ハウステンボス(長崎)

キャナルシティ(福岡)

忍者屋敷など

戦国村、江戸村、明治村、大正村、昭和村(商店街)など

企業としては、「なるべく多くの人が、何回も来てくれて、来るたびにいろんな有料設備を使い、飲食し、土産を買ってもらう」ということを狙っているわけですが、さて、そういう目的のもと、お客にどのようなデスティネーションを提供しているか?ということです。

つまり、誰が、何のために、出かけるところか。
なぜ、お金をかけてお金を使いに出かけなければならないか。

さぁ、考えてみましょう。





※このテーマは「経営フォーラム」に移します。



Copyright (C) 2003 (有)クオールエイド  All Rights Reserved