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−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− No.07  2001/8/31(Fri)
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 ◆□◆∞∞∞∞∞∞『コンサルタントの眼』∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
◆□■□◆ コンセプチュアライザー・タケオノブオが
◆□◆   経済・社会問題に関する様々な事象を批評。★毎週金曜日発行★
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〜〜〜〜〜〜 目 次 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 
   【1】コンサルタントの眼◆形態は機能を越える◆
   【2】関連◆ユニバーサルデザインのデザインとは◆
   【3】Web情報
         ◆WEB商人塾◆
   【4】次号予告・NO.8 9月7日(fri)

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【1】コンサルタントの眼◆形態は機能を越える◆
  
    昔、デザインについて考えることがあって何冊か読んで、「形態は機能に
   従う」というのが業界のテーゼらしいことが分かった。その後、こんなテー
   ゼはゴミになったのかと思っていたらどうもそうでもないらしい。

    機能がある特定の形を指示する、ということもなかにはあるだろうが、多
   くの場合は機能がそれとして効用を発揮するには、多くのありうる形態から
   一個を選択する、ということになる。通常、一個の形態が採択されると残余
   の潜在的な形態の可能性はすべて消滅する。デザイン=形態を決定するとい
   うことはそういうことである。

    従って、デザイナーは常に「おまえがデザインしなかったら、もっと良い
   形態が出てきたかもしれない」という可能性がつきまとっていることを忘れ
   るわけには行かないことになる。

    また、機能がある形態をとって特定の空間を占拠すれば、その空間のその
   余の潜在的な用途はすべて消失する。また、特定の形態をとった機能は、実
   現した機能の存在は、機能がもたらす以上の影響を周辺環境に及ぼす可能性
   もあり得る。この可能性は機能そのものが内包するものではないことも大い
   にある。

    ということで形態は機能に従うというよりも、機能を具体化するものであ
   ると同時にそれを越えたものである、と考えなければならない。以上からデ
   ザイン行為への価値判断ないし態度が生まれるべきではないか、と思われる。

    「形態は機能に従う」といったとたん、以上のようなデザインの宿命の自
   覚に淵源する謙虚さなどは影も形もなくなる。だって、「オレのこのデザイ
   ンは、機能がかくあらしめた、機能に従った結果だからこれ以外にはありえ
   ない」ということになるではないか。

    形態は機能に従う − 実現した形態は機能を十全に発揮させるものだ 
   − オレがデザインすれば施設の目的は達成される という理屈なのか、態
   度は傲慢、デザインはあっとビックリ、という例が多いこと。特に商業集積
   のデザインなんかを見ると「集客装置」と呪文を唱えてデザインすれば集客
   が出来る、と考えているとしか思えないようなデザインの山、以上について
   はそのうち実例を列挙して証明する。    
  

【2】関連◆デザイン◆ユニバーサルデザインでのデザイン考え方(以下抜粋)

    例えば、一個の階段について考えてみましょう。ある階段をひとつの形に
   デザインする、ということは、
  1).ある場所に設置される階段(という機能)を実現する。
  2).その階段に特定の形をとらせる。(他の形は選択できなくなる)
  3).階段の利用の仕方を決める。(デザインに応じた利用方法を強制する)
  4).階段が設置された空間の他の用途への使用は出来なくなってしまう。
   (空間の用途を独占する)というようなことが同時に起きているわけです。

    このように考えてみれば対象をデザインする、ということは通常考えられ
   ているよりも遙かに広く重い意味がある、ということになります。対象をデ
   ザインするにあたっては本当にいろいろなことに留意しなければならない、
   ということが理解されます。
 
B望ましいデザインとは
   今日の社会におけるデザイン行為にとって何よりも大切なことは、デザイ
   ンの社会的な効用と限界を十分理解したうえで取り組む、ということです。
   先に述べたように、デザインするということは、裏返せばデザインされる
   対象に他の機能や形態を持つことを禁止するということです。

    このことからデザインは、常に、「もっといいデザインや機能があり得た
   のではないか」という意志決定への畏怖といったことがあることが前提になる
   でしょう。
    ここでデザインについて詳しく述べることは、本論の目的からはずれてしま
   いますので以下、簡単に述べておきましょう。
 
1.使用者及び周りの人に安全であること
2.気持ち良く使えること
3.周囲にマイナスの影響を及ぼさないこと
4.環境、資源、エネルギーなど社会的な課題をクリアすること
5.適切な価格で提供できること
 
  まだまだありそうですが、とりあえず切りよく5つ挙げておきたいと思います。

        http://www.quolaid.com/ud/ud-toha.htm#0123

  
【3】Web情報
   ◆WEB商人塾◆第一講もどんどん進んでいます。
       今回は具体的な話題も。
          お気軽に質問掲示板へどうぞ
    

【4】次号予告
    ◆No.8 9月7日(fri)
    
   今回のテーマになったデザインの商業集積に関する情報もお寄せ下さい。
   住んでいる町のあれこれ身近なことから、考えてみましょう。

   時事的内容にとどまらず、実際に問題となっているケースや
   関心のある事項などについて一緒に考えてみたいと思います。
   ぜひ、ご要望をお寄せ下さい。