投稿時間:2003/11/04(Tue) 11:13
タイトル:「成功事例」には学ばない
経営ノウハウの一つとしてよそで成功した(とされる)「経営ノウハウ」を移入する、ということがよく言われます。
書店の「経営」コーナーにはその手の本が目白押しですが、ちょっと待った(W
読んでびっくり、特に目新しいことが書いてあることはほとんどありません。多くは教科書に書いてあることか、あるいは教科書以前のことだったりする。
したがって、学ぶべきは教科書通りのことが何故出来たのか?ということでありまして、そうしますとことは必ず「組織風土」あるいは組織成員のものの見方・考え方というところに逢着するのであります。これは学べませんからね。というか学んでも仕方がないことです。
「成功事例」には、当事者にとってはあまりにも当たり前のこと=意識されないことですが、模倣者にとってはとうてい真似ようがない、ということが前提になっていることがよくあります。
「真似てやろう」と言うくらいの心がけの人ですから、当然、そういった「暗黙の前提」には気がつかない(W
時には成功事例の当事者自身、「何故成功したのか」全く分かっていないこともある。分かっていなくても取材を受ければ答えなきゃなんない、トンデモな答えが「さすが成功者はユニーク」と受けたりする。
「真似てやってみる」と「真似て成功する」には雲泥の違いがあります。成功事例、よほどしっかりしていないと教科書にすることは出来ません。
その点、「失敗事例」はためになります(W
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