投稿時間:2003/03/06(Thu) 13:01
投稿者名:takeo
タイトル:ハウステンボス
再建を目指すわけですが、さて成功するでしょうか。
いろいろとボランティアの支援策が講じられているようですが、あまり根本的な浮揚策にはなり得ないような・・・。
そこで?、当コーナーで皆さんとご一緒に再建の方向と方法を考えてみたいと思います。当社の手法で考えれば、という応用問題です。
再建にはこれまで外部からあまりよく見えていなかったデスティネーションを構想し、コンセプトを構築する、という基本部分の再検討が必要だと思います。
東アジア、日本列島の西端に忽然と出現したオランダ風「千年の都市」、どのようなデスティネーションが潜在するか、みなさん、一緒に検討してみませんか。
投稿時間:2003/03/06(Thu) 17:02
投稿者名:takeo
タイトル:九州観光とHTB
まずは広域でのポジションを見てみましょう。
デスティネーションは、福岡〜阿蘇〜霧島という縦軸に大分〜佐賀〜長崎の横軸が交差して十字形を作っています。
九州観光の中核は、なんといっても阿蘇でしょう。開発のポテンシャルも圧倒的、周辺の市町村も意欲満々であり、これから滞在型のビジネスモデルが開発されるとさらに飛躍するでしょう。
ハウステンボスは、十字形観光ルートの西端に位置しています。はっきり言って地の利は悪い。広域周遊観光のルートからははずれていますし、コンセプトによほど強いデスティネーションがないととてもではないが、広域からの集客は望めません。話の種に一度は来てもリピートはよっぽどのことがないと無理でしょう。
投稿時間:2003/03/07(Fri) 15:22
投稿者名:takeo
タイトル:HTBのデスティネーション
> ハウステンボスは、十字形観光ルートの西端に位置しています。はっきり言って地の利は悪い。広域周遊観光のルートからははずれていますし、コンセプトによほど強いデスティネーションがないと、とてもではないが、広域からの集客は望めません。話の種に一、二度は来てもリピートはよほどのことがないと無理でしょう。前述のように、TDLが追加投資で成功しているらしい、じゃうちもやるか、とはいきません。
私がよく批判する観光施策の一つが「双六観光」発想です。
何らかのルート(例えば○○街道)に入っているということでルートぐるみの企画にのって喜んでいる企画。これは「道の駅」でしたら、あり、ですがとても一地域ぐるみで取り組むテーマではありません。地域ぐるみで観光に取り組むならしっかりしたデスティネーションを作りあげること。
○○街道は双六的なルート全体がデスティネーション。得をするのは宿泊機能など独自のデスティネーションを持っているところに決まっています。
観光開発を目指すときに忘れてはいけないのは、独自のデスティネーションです。
デスティネーションとはいつも言っているように、@お客からみて Aお金をかけて Bお金を使いに Sわざわざ来なければならない理由 です。
HTBは、立地的に回遊性という機能に乏しいポジショに位置しています。その分、施設独自のデスティネーショをが強化することが必要です。
現在、HTBを構成しているさまざまな機能を基本に新しく総合的なデスティネーションを構想する、デスティネーションからトップダウンで下位機能を整備する、という仕事が不可欠です。
もちろんこれは、活性化を目指しデスティネーションづくりに取り組む多くの中心商店街が直面している課題と基本的に同じ問題です。
さて、HTBが実現すべきデスティネーション、果たしてどのようなものでしょうか。
HTBの新しいデスティネーションの要件としては、
@広域からのデスティネーションであること
A九州圏内のデスティネーションと連携し相乗効果を発揮できること
Bリピートが生まれるデスティネーションであること
C近隣のニーズを吸引できるデスティネーションであること
DHTBの現有資産を基本に作ることが出来ること
などでしょう。
さらにこれはいうまでもないことですが、当該デスティネーションがHTBさんが目論む収益を稼ぎ出せる、ということですね。この可能性がしっかり見えていないとビジネスプランとしては意義が無い、ということです。
ちなみにものごとを企画するときは、白紙の状態で考える、などという馬鹿げた時間つぶしアプローチではなく、期待する事項、制約条件、やりたいこと、やりたくないことなどなど条件をしっかり枚挙して、その全部をクリアする方法、として考えると話が早くなります。
投稿時間:2003/03/07(Fri) 17:26
投稿者名:三十路
タイトル:Re: HTBのデスティネーション
> HTBの新しいデスティネーションの要件としては、
> @広域からのデスティネーションであること
> A九州圏内のデスティネーションと連携し相乗効果を発揮できること
> Bリピートが生まれるデスティネーションであること
> C近隣のニーズを吸引できるデスティネーションであること
> DHTBの現有資産を基本に作ることが出来ること
> などでしょう。
広域・・そうですね。近隣には目新しい観光名所がないところは致命的。しかし家族単位旅行でみるHTBは広大な敷地・複数施設があり一カ所で一日を満喫できる九州西地区の観光地を担える資質を備えてるのではないでしょうか?フルに活かせてなかったところが今回の失敗につながったのでしょうか?しかし修学旅行などのツアーに組むコースの一つと考えると西九州に立地してるのは確かに痛いところですね。
家族旅行と旅行会社のツアーでは落ちる金の桁が違うところがまた・・(汗
つい最近HTBに家族と行って来ました。パンフによると季節ごとのイベントなど工夫はみられます。しかしアトラクション、展示物などはマンネリ化してる気もします。リピーターは実際少ないでしょうね。入場料が高いのも難点ですけれど。そういえば50〜60代のお客がかなりきてました。今の日本で一番裕福な世代でしょうか(笑)
そういえばJRが「HTB応援ツアー」なるプランをたてたと新聞で読みました。それよりHTB内のJRのホテル宿泊料金を安くしてほしいもんです。
投稿時間:2003/03/08(Sat) 13:21
投稿者名:takeo
タイトル:Re^2: HTBのデスティネーション
> 広域・・そうですね。近隣には目新しい観光名所がないところは致命的。しかし家族単位旅行でみるHTBは広大な敷地・複数施設があり一カ所で一日を満喫できる九州西地区の観光地を担える資質を備えてるのではないでしょうか?フルに活かせてなかったところが今回の失敗につながったのでしょうか?しかし修学旅行などのツアーに組むコースの一つと考えると西九州に立地してるのは確かに痛いところですね。
単独でお客を呼び込むとなると、デスティネーションが弱い。
一泊あるいは連泊ともなれば、何のために?泊まりがけだとなんか楽しいことがあるの? ということもありそうです。
> 家族旅行と旅行会社のツアーでは落ちる金の桁が違うところがまた・・(汗
おっしゃるとおり、修学旅行だけではダメでしょう。次は恋人と、友人と、ファミリーと、というように拡がればいいのでしょうが、デスティネーションが・・・。
> つい最近HTBに家族と行って来ました。パンフによると季節ごとのイベントなど工夫はみられます。しかしアトラクション、展示物などはマンネリ化してる気もします。リピーターは実際少ないでしょうね。入場料が高いのも難点ですけれど。そういえば50〜60代のお客がかなりきてました。今の日本で一番裕福な世代でしょうか(笑)
ターゲットにする客相を確定してデスティネーションを充実させる、というのは集客施設のイロハでしょうけど、いずれにせよ「時間堪能」というニーズの受け皿になるだろうか? というのが最初からの疑問です。
何か良いデスティネーションを思いつけないと厳しい。
> そういえばJRが「HTB応援ツアー」なるプランをたてたと新聞で読みました。それよりHTB内のJRのホテル宿泊料金を安くしてほしいもんです。
これからの観光地は連泊機能が無いとダメですね。宿泊施設をベースに訪問先をまるごと堪能する。そうすると宿泊単価もよくよく吟味しておかないとデスティネーションが出来上がりません。
ところで、HTBのデスティネーションって何なのでしょうね。
投稿時間:2003/03/10(Mon) 07:21
投稿者名:三十路
タイトル:Re^3: HTBのデスティネーション
「この施設は誰が(客相)、何のためにやってくるところか」とtakeo氏はデスティネーションを定義されてますが、、、
ハウステンボスに来る客が何を期待して来訪するかというと、(私個人の推測ですが)第1に、日常(日本)と違った体験をしたいのでは?「千年の・・・」という疑似オランダ空間・時間を満喫し、見て、遊び、食を楽しむ。これが来訪目的でしょう。
季節による花々や、イベントなどは確かに変化がみられます。しかし全体的に展示・アトラクションにはマンネリ・・というか一見の価値しかない所ばかりでした、個人意見ですが。初めに投資のしすぎで追加投資できず、大規模リニューアル不可能だったのでしょうか。
中には『テディベアキングダム』(だったかな?)という施設がハウステンボス開設当時からあり、年に一度全国からテディベアの作品を募り、展示されており、出品数は多く毎年参加者は増えているようでした。
デスティネーション・・難題ですね。特にハウステンボス級の大型リゾート施設ともなると客層は絞れない。老若男女がターゲットでないと運営できない。ディズニーランドのようなアトラクション主体の主に若者向け対応でもなく、売りが「日本でオランダの町並みを再現しました」しかないのでは、衰退の一途でしょう。
莫大な融資も期待できないでしょう。すると大規模リニューアルはできません。同情で存続を希望しても、今の時代娯楽(観光)にかける金は少ない。
・・・宮崎シーガイアのようにシェラトンにでも買い取られるしかないのでしょうか?
投稿時間:2003/03/12(Wed) 09:17
投稿者名:takeo
タイトル:長崎県のデスティネーション整備
> ・・・宮崎シーガイアのようにシェラトンにでも買い取られるしかないのでしょうか?
ちょっと気が早すぎますよ。
それに、誰がやるにしてもデスティネーションの再構築という課題への取り組みは絶対条件です。
独自のデスティネーションを持ちながら、西九州観光の拠点としての役割を果たす、ということでしょうね。
国際観光都市長崎もこのところ色あせているようですから、災い転じて福となす、これを契機に県を挙げたデスティネーション開発が進められるのではないでしょうか。
投稿時間:2003/03/13(Thu) 13:54
投稿者名:三十路
タイトル:Re: 長崎県のデスティネーション整備
> > ・・・宮崎シーガイアのようにシェラトンにでも買い取られるしかないのでしょうか?
>
> ちょっと気が早すぎますよ。
> それに、誰がやるにしてもデスティネーションの再構築という課題への取り組みは絶対条件です。
今日の朝日新聞1面に「米・リップル、HTB買収に向け資産内容や経営状態の調査に入ることを検討した」と記載がありました。
リップルはシーガイアを買収した企業です。しかし買収後シーガイアの経営が上向きかというと・・・あのメインともいえる『波の起こる室内プール』は閉鎖中だそうです。ゴルフ場とホテルでどうにか成り立ってるんでしょうか?
長崎県には異国情緒あふれる観光地=中華街、HTBというオランダをそっくり疑似体験のできる観光地、原爆関連施設・公園と他県にはみられない「観光」(原爆関連施設は観光に不適切ですが、言葉が思いつかないので)基盤がそろってます。
長崎と佐世保・・距離は離れていますが、うまく融合して新しい「長崎県」のデスティネーションが必要ですね。
投稿時間:2003/03/13(Thu) 20:11
投稿者名:吉田 つとむ(町田市議)
タイトル:孔子廟唐人館と四海楼
長崎といえば、30年前のころ、オランダ坂のそばに、孔子廟唐人館という建物がありました。そこは、孔子様をまつる聖堂でしたが、実質的には食事とお土産を販売する観光施設でした。蛇踊りをほんの数分間、販売の合間に見せていましたが、今はどうなったのでしょう。
その近くにはグラバー亭があり、カステラの名店もお店を構えていました。その後、老舗の四海楼が大型のレストハウス(食事とお土店)を出しましたが、これまた今の時期にはどうなったことでしょう。
いずれにしても、今から思えば、リピーターを呼ぶような趣向ではなかった気がします。しかし、当時はまだまだ修学旅行生も多く、会社の「慰安旅行」−−−こういう名称でした! での、長崎あたりに出かけていた気がします。
高速道路も開通しておらず、西海橋を経由しても、諫早経由でも、福岡ー長崎間が車で4時間もかかる時代でした。
どうも、問いかけになりませんでした。
投稿時間:2003/03/14(Fri) 05:54
投稿者名:三十路
タイトル:Re: 孔子廟唐人館と四海楼
孔子廟唐人館・・・中高年のツアーにはいってそうですね。
グラバー邸も一時期『敷石の中にハート型の石があって、見つけると二人は幸せになれる(?)』とかでカップルに人気があったらしいです(本当に一時期でしょうね^^;)
中華街も敷居が相変わらず高い、値段も高い。店内の装飾がきらびやかで中国のブルジョア(古!)階級のレストランといったかんじですが・・・。実際客足は伸び悩んでるらしいです。長崎人がよくいうのは「中華街でチャンポンおいしいのはどこ?(他県人)」「あー。中華街にはないけど、リンガーハット」
中華街の老舗といわれる店は値段に味がついていってないらしいです。バブル期の盲目的な観光ならいざしらず、この不況の中観光に来ている人達の目は肥えていまるでしょう。しっかり見るものは見る、いいものを見たい。食べるなら、おいしいものを食べたい。長崎中華街・・・「異国を疑似体験できる」しかアピールポイントがなければ、リピーターはないでしょう。
人気があるのは中国の食材、雑貨、洋服がおいてある店。あと・・・福岡にもありそうなカフェらしいです(笑
たしか福岡=長崎間も高速で2時間になりました。
投稿時間:2003/03/14(Fri) 07:51
投稿者名:takeo
タイトル:Re^2: 長崎県のデスティネーション整備
> 長崎と佐世保・・距離は離れていますが、うまく融合して新しい「長崎県」のデスティネーションが必要ですね。
HTBの近辺は、九十九島、有田・波佐見焼き、平戸とデスティネーション豊富ですから、融合できるといいですね。たHTBを宿泊基地に「西海」を堪能する、という企画はどうでしょう。だし、連泊となると費用がかさみますから工夫を要します。
後背の西海との融合、施設内部の充実(今度行ってみます)と課題が多いですね。いずれにしろ、コンセプト再構築は必須でしょう。
むしろ「西海」をデスティネーション化するのにHTBを活用する、というアプローチのほうが面白いかも知れませんね。
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