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K030■モノはあふれているが・・・

投稿時間:2002/12/12(Thu) 10:20
投稿者名:takeo
タイトル:
モノはあふれているが・・・
 自分のイメージどおりの生活を作るために必要なアイテム、ということで探し出すと、これだ、というものになかなか行き当たらない。モノが氾濫しているなかから、本当に自分が納得できる・気に入ったアイテムをピックアップするとうことは簡単そうに見えてなかなか大変です。
つい億劫になり、「買い控え」、「間に合わせ」ということになる。このニーズとニーズに対応べき企業側の対応の至らなさがせっかく生まれている「時間堪能型消費」という未開拓の肥沃な分野の発展を阻んでいます。小売業界でビジネスを発展させたい人に絶好・最期のチャンスです。

 そもそもどうしてものが氾濫しているかと言えば、同業種メーカー各社がそれぞれ「フルライン」でモノを作っているから。モノがあふれているのは、企業側がお客のニーズの多様化に対応した結果などではありませんから誤解の無いように。タグを外せばメーカーも原産地も全く分からないレベルのモノばかりです。もちろん、こういうモノの氾濫は豊かさでもなんでもありません。

 モノの販売から特定客相のアイテム提供・提案へ、
モノはあふれているが、本当にお客が望むモノは不足している、だから特定のアイテムにお客が集中する、というのがセブンイレブンジャパン、鈴木会長の口癖ですね。

投稿時間:2002/12/12(Thu) 18:08
投稿者名:takeo
タイトル:
小売業の役割は
 氾濫するモノの洪水から自分のお客の生活つくり、ある局面を自分なりの好み・ビジョンに基づいて作りあげるために必要なパーツとして的確な特性を持つ商品を集めて提供すること。

 ライフスタイルの提案などという人もいますが、そんな大それたことを小売業がやれるはずはありません。ライフスタイルって生活様式でしょ?他人に「あなたはこういうライフスタイルで生きなさい」とか提案できますか?どういうライフスタイルをどうやって提案するんでしょうか?どうして自分はそういうことが提案できるなどと考えるのでしょうね?

 どうやったら出来るか、などということはそれほど考えないまま、はやりでしゃべっているだけでしょうね、きっと。

 このような安易な上滑りの発想がお店に在庫の山をもたらすのですね。

投稿時間:2002/12/12(Thu) 18:24
投稿者名:takeo
タイトル:
消費の個性化と多様化
 個性化とは、他人を意識しない、ということです。自分の生活が周囲の人とちがっていても気にならないし、人並みでもかまわない。他人を基準に考えない、という態度のことです。人と違っていないと気が済まない、というのではまだまだ、個性的とは言えません。

 多様化とは、個性化的な生き方をしている個人が、自身の生活のさまざまな分野・局面で、いろんな価値基準を使い分けている、ということです。端的に言えば、人並みで済ませる生活分野・局面と自分らしく作りたい・堪能したい生活分野。局面があり、どちらに置くかでその局面の生活のなかでの比重は大きく違います。一人の人がその生活のなかで多様な価値基準を使い分けながら生活を編集している、ということです。この多様な基準に基づいて作られた生活が個性的になるのは当たり前です。

 多様化しているのは、個人の内部の価値基準です。さまざまの価値基準が一人の人のなかに共存しており、局面で使い分けられています。小売業が提案するのは、自店が選択した生活分野について同じ価値基準の人たちを対象に「当の生活局面を作りあげるために必要なアイテム・情報・・サービスです。自店の提案を受け入れ支持する人たちはひとつのグループ富なす事が出来ます。「この指止まれ」ですね。
 マクロで見ると消費ニーズはそんなに多様に拡散している訳ではありません。

 例えば、イカ釣りが好き、という人にとって疑似餌の選択はそんなに多様ではありません。市場にはたくさんの商品が出ていますが、お客はいくつか特定のアイテム(商品特性)に集中しています。

 消費者が個性化し、個性化したお客が集まってニーズが多様化している、いろんな商品をあれこれ、「他品種少量」を扱わなければいけない、というのはウソですね。ニーズの多様化・他品種少量という神話・迷信にとらわれないようにしましょう。これははっきり迷信であり、商売繁盛の敵だと考えましょう。





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