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各地の状況 ログ
[60] 商店街の勉強会 Date:2002-10-13 (Sun)
 当社が提案する商人塾は、3時間×10回プラス商業集積視察8時間という枠組みですが、さらに希望があればプラス個店診断という3点セット、そうするとトータルでは50時間近く勉強してもらうことになるわけです。「行動計画」ではこの勉強会を3年間に渡って繰り返しますから150時間になります。

 武雄市松原商店街ではちょっと変則的ですが、こういう勉強会を6年間続けています。初めは全くの試行錯誤から始まっていますから、6年かかりましたが今では3年あればまずOK、活性化に取り組む、実現していくための基盤作りとして十分だと思います。私はこれくらいの勉強が出来ないというならば、商店街の活性化は諦めるべきだと思いますね。ホントのところ。

 それにしても商店街と勉強ほど似つかわしくない組み合わせはない、と考えている人が多いでしょうね。たまに講習会をしても、年に1回、それも単発ですから東京から有名どころを招聘して、「商人道」なんか話してもらう、これの繰り返しでしょう。「お客の立場で考える」「大型店の出来ないきめ細かな商売をやれ」などという絶対に間違いのない話をしてもらってお終い、と言うところでしょうか。間違いのない話ですが、何からどこから手をつければよいかとなると皆目見当が付かないはずです。こういう講習会を年に1回、半年に1回開けば何がどうなるのか、全くの無駄という他はありません。「一人でも目覚めてくれればよい」とうことが主催者の言い方だったりしますが、「目覚め」れれば何かがどうにかなるものでもありません。「総論」でその気になっても「各論」はどこにも準備されていないのですから。

 これまで年1回の講習会でこと足りると考えていた商店街でいきなり30時間+アルファの勉強会、個店診断=個店の問題点の指摘・改善提案を受ける、という仕事に取り組むには、「合意形成」が大変のようです。

 やりたいと希望を表明されるところは多いのですが、ものになるところは少ないですね。これは手続きに問題があります。
 原因の一つは、皆さんだけで「合意形成」をしてから講師に来てもらおう、というのが間違い。これまでハード事業に取り組んだりして思うような成果が上がらないまま賦課金だけがアップしてしまった、という街などではコンサルタントアレルギーがあったりしますからね。企画を挙げられた理事長さんも躊躇せざるを得ない。

 商店街、活性化には時間がかかりますが、何もしないでいるとあっという間に時間が経ってしまいます。1年くらいは瞬きの間。取り組むと決めたら一気呵成に進めないといくら時間をかけてもものになりません。仕事を始める前に合意形成、と考えていると問題意識や意欲に乏しい人の意見に合わせざるを得なくなったりします。こういう企画は一度否定されるとそれなりの冷却期間をおかないと再上程できません。あっという間に半年が経つ。

 「勉強会」、「商人塾」。
やらなければ、と考えながら実現する方法が分からないと言うところがあれば、当サイトでいろいろ知恵を出し合いましょう。
皆さんの商店街を活性化するための時間、そんなにたくさん残ってはいないことは十分ご承知のことと思います。
「行動計画はなぜ必要か」という勉強会を開催することも有力な一案です。「提案理由」、「必要性」を理解して上で実施の可否を議論するのと、単に長丁場の勉強会話が降って湧くのとでは議論の質が違います。「行動計画は必要か」という論議の土台作りが第一歩かも知れません。

[59] あきんど北斗 来訪 Date:2002-10-12 (Sat)
 佐賀市の商人塾「あきんど北斗」のメンバー8名がナイトバザール視察のため来訪。モールの視察、役員との懇談、私の講義と短時間で充実した内容でした。

 あきんど北斗は、当社と連携している佐賀市のコンサルタント伊豆さんが指導している商人塾ですが、若く意欲的な経営者・後継者の集まり、熱心な指導もあって活動は意欲的、佐賀市では広く注目されているそうです。

 視察者が積極的、イベントや組合活動個店の転換などについて活発に議論が交わされ、よい交流会でした。商店街活動、個店の活性化両面でお互いに得るところが多かったことと思います。

 私は既存組織の経営者からビジネス革新者へ、抜本的にスタンスを変えることが必要である、と檄しました。

[58] タウンマネジメント研究会 Date:2002-10-10 (Thu)
 管内でTMOの支援にあたっているコンサルタントを招聘して標記の会議が開催されました。内訳は都市計画関係が4社5名、商業系が2社2名、ほとんどが旧知。

 管内TMOの状況。

1.多くの都市のTMOがTMO計画(中小小売商業高度化事業)を推進するための組織と位置付けられており、中小企業庁のマニュアルに示されている「TMO=ショッピングモールの整備運営のための機能」については全くと言っていいほど関心が無いようです。商店街はTMO事業の進展にもかかわらず、というかその進展と平行してというか、ますます深刻化している個別商店街の空洞化については、ほとんど対策は講じられておらず、空き店舗事業やチャレンジショップなどが展開されているが、街の活性化の、繁盛再生にはほとんど無関係。
 各地のTMOの実態は予想していたとおりとはいえ本当に深刻です。

2.実施中のTMO事業は、区画整理など上位計画がらみが多い。TMOと個別商店街との関係は、TMO計画実施区域のみ、実施期間中だけ、ということになります。TMOは個別商店街の活性化、モールへの転換という課題への取り組みには全く機能していないようです。

3.ところによっては、TMO事業がアリバイづくりになっているのではないか、という勘ぐりさえ出てきそうですね。行政・TMOはきちんと仕事をしている、あとは商店街の意欲が無いだけだ、ということになりかねない。これは本当のことですが。
 しかし、ここ数年間は、どこの都市でも中心市街地活性化の切り札はTMOだ、と言うことで位置付けてきたはず、商店街もそれなりに期待していたのではないでしょうか。果たしてこの期待にTMOは応えることが出来るのか、先進事例とされるTMOではいよいよその結果が問われる時期を迎えています。

4.私がもっとも気になっているのは、TMO関係者の問題意識。TMO事業の推進を支援しているわけですが、その事業が中心商店街の活性化にどのような機能を果たすのか、機能を果たすためには商店街はどのように行動しなければならないか、と言うような肝心要の課題については、どのように意識されているのか、問題意識が分かりません。

 TMOの事業活動と平行して商店街単独の事業に取り組まなければならない、という状況は、広く全国に共通する事態です。
もちろん、これは予測されていたこと、「ショッピングモールへの転換」という視点が無い限り、TMOが個別商店街の活性化特に既存個店の活性化策に真剣に取り組むことは無いでしょうから。
 そして、ほとんどの都市の「基本計画」や「構想」でショッピングモールがどのように位置付けられているかを振り返ればこのことは自ずと明らかになるところです。

 商店街を活性化するために、商店街は何をしなければならないか?
 そこに立地する個々の店舗にはどんな努力が要請されるのか?
 『基本計画』に果たしてそのことが明記されていたでしょうか?

 「街づくり」と一言で言いますが、街は計画して作ることはけして出来ません。街は関係者がそれぞれ自分の仕事をやり遂げていくプロセスから自然に育ってくるものです。そういう意味で『基本計画』は整備計画でああると同時に、関係者それぞれの行動計画でもあるはず、なければならな買ったのですが、さて、皆さんの「中心市街地活性化基本計画」には皆さんが「やらなければならないこと」が明記されていますか?

 街づくり=ハコや道路整備では終わりませんからね。街が何であるかはそこに何があるかではなく、そこで何が営まれているか、によって決まります。ハコや道路はあくまでも舞台装置です。ナイトバザールのホームページを思い出してください。
人がやってきてお店の人と歓談する、商品を吟味する、気に入った商品を買う、別の店も見に行ってみよう・・・、こういうことが起こっていて始めて「商店街」でありショッピングモールです。

 残念ながらTMOの現状は、街を育てる=街づくりではなく、施設を作る=街づくりというレベルで動いています。この動きの傍らで商店街、個店の衰退はさらに進んでいる、というのが多くのまちの中心市街地の実態でしょう。
 いつも申しあげているとおり、TMOの使命は、商店街が「ショッピングモール」へ転換すること、モールとして成長していくことの支援です。

 会議ではこのような誘導を強く提言しましたが、各地の行政、TTMOの問題意識となるのはいつのことか、いつになったら商店街のモールへの転換こそ唯一の方向だということが共通の認識になっていくのでしょうか。果たしてそれまで各地の商店街は持ちこたえられるのか、川上のメーカー、問屋は大丈夫か?

 中心市街地活性化の取り組み、各地の商店街でモールへの挑戦が可能な間に方向転換が出来るのでしょうか?


[57] 某市中心商店街の取り組み Date:2002-10-09 (Wed)
 このところ、「行動計画」作りのキャンペーンで何カ所か廻っています。県内では必要性のアピールという段階を終わり、取り組みに向けた組合内部の合意形成という段階に入っているところが数カ所あり、それらを巡回して最終的な意志決定のお手伝いです。

 会議には行政、会議所からも出席、これは本当が良いことですね。何にしろ事業をやるときはとにかくスタート時点から行政、会議所(TMO)に参加を要請、状況を把握しておいてもらうことがお互いのため、もちろん最終的には商店街のためです。これからは「商店街活性化」の実効性についていろんな視点から批判が起きることが予想されます。批判に対処する立場の人達に商店街のこれまでとは全く違う視点での・個店の転換を中心にした取り組みを理解しておいてもらうことはとても大切なことです。

商人塾、この時期でのスタートですから、助成支援はほとんど期待できないでしょうが、そんなことを言っている状況ではありません。早速スタートする、という運びになると思います。

 いつも申しあげているとおり、当社は、この取り組みこそ唯一商店街活性化の可能性を持った取り組みであると確信しています。

 取り組みにあたって万全の合意形成をしてから、というのはまず不可能でしょう。勉強する前に「モールへの転換に向けた理論修得」について合意するなどということが出来るくらいなら商店街の現状は起きていないはずです。意欲・知識・展望、活性化のための3点セットをまったく欠いている現状で出来る合意とは「ちまたで話題になっている・補助率の高い事業に取り組む」ことになってしまいそうです。それはこれまで同様の不毛な取り組みの繰り返しですね。

 商人塾、スタートは強引に、合意形成は勉強しながら確実に、というのがあるべきプロセスだと思います。まずは当社の単発の講習会を一度開催する、その後一挙に商人塾になだれ込む、というのがこれから新しく取り組みを気とされる場合の戦術かも知れません。
この段取りについてはもういちど考えてみたいと思います。

[56] 計画作りか活性化の断念か Date:2002-10-06 (Sun)
 このところ申しあげているように、中心市街地活性化の取り組みでは、枠組み上の位置づけからTMOの設置が不可欠です。しかし、TMOは万能ではありません。中心市街地活性化という課題が当初考えられていたよりも複雑・困難な課題である、ということが明らかになってくるにつれて、TMOの活動とTMO事業を活かすためには、単位商店街や個店の活性化努力が必要である、商店街活性化にとってはむしろこちらの方がメインの事業であり、TMOはその取り組みを支援する立場である、ということが理解されてきました。

 このように中心市街地活性化の取り組みの目的であり手法でもある個店及び商店街の活性化ですが、これまでほとんど問題にされたことはありません。どこの商店街でもたしかに様々の事業に取り組んできましたが、果たしてそれらの事業が「街の・個店の活性化を実現する、実現へのチャレンジを支援する」という位置づけで取り組まれていたかというと、必ずしもそうはなっていませんでした。

 多くの事業が単年度・単発の事業で、商店街全盛時代の来街客増加策や販売促進策をほとんど内容を改善することなく実施している、というレベルでした。このような事業で購買客が増えるはずもなく、次第に事業の効果・事業意欲とも薄らいできました。
今日では事業に取り組もうにも組合員にその意欲が無い、という組合が日増しに増えており、惰性で取り組んでいるところも本当はいつまで続けるべきか、悩ましい状態のはずです。

 本来の意味での活性化を実現するためには、ショッピングモールへの転換を目指した計画的・段階的な取り組みが必要です。私はいろんなことを考え合わせてこの期間を3年間としています。商店街の活性化、どうやら間違いなく実現できる、と言うところまで行くのに最短でも3年間はかかる、という意味です。

 この現状ありのままの商店街の姿からスタートして繁盛する街へ生まれ変わるための取り組みを3年間という期限を設定し、必要なあらゆる分野の事業メニューを作り「事業ミックス」として、計画的に取り組んでいく、これが商店街活性化のあるべきスタイルです。

 当社は、中心市街地活性化=中心商店街の活性化とは、ショッピングモールへの転換であるべきだ、ということを主張してきました。今、この主張をさらに一段進め、「3年間で確立するショッピングモールへの道」という取り組み、「3カ年間行動計画」作りを強く提唱していきます。

 中心市街地活性化・商店街活性化を課題とされている皆さんは、是非とも私どもの提言を検討していただき、行動計画の策定が必要か否か、行動計画無しで商店街活性化を実現することが出来るかどうか、十分考えていただきたいと思います。計画作りには、まず自分がその気になって揺るがぬ決意をする、仲間を募りさらに動きを拡大する、組合を動かし、関係各方面を動かして行く、という段階的な取り組みが必要です。おわかりのとおり。

 正式のスタートまでには相当の時間とエネルギーを要するかも知れません。しかし、他に道はないと思います。

 計画作りを目指しますか、それとも活性化諦めますか?
と言うことなのですが、如何でしょうか。

[55] コンビニエンスモール Date:2002-09-26 (Thu)
当社が提唱している新しいショッピングセンターの3類型のうち、「コンビニエンスマート」を担当する集積です。
集積の形態から「コンビニエンスモール」ということで、提案しました。評価は上々で、中期行動計画作り〜テナントミックスの充実と進んでいくようです。

まつさんが掲示板にスレッドを立てられたので、そちらで論じたいと思います。

[54] 商店街活性化研究会 Date:2002-09-26 (Thu)
 中心商店街の活性化は各都市の課題にとどまるものではありません。例え、一商店街がラグジュアリィモールへの転換を目指したとしても製造業及び流通業の協働がないときわめて難しい仕事になります。商店街の場合、ルートセールスへの依存が強いわけですが、リートに沿って商店街が活性化されないと問屋が来ない、自分で集荷するのは時間がかかり、高コストだ、いう難問があります。
ラグジュアリモールへの転換を目指す、と決めたとたん、ルート上の中心商店街が一斉に転換を目指す、というのがいろんな意味で望ましい。


 当社のセミナーは受講者から必ずと言っていいほど「目から鱗」と評価されます。ただし、そのレベルで終わると本当にお終いになりますから、「鉄は熱いうちに打て」、早速組織的な行動に移ることが大切です。

 研究会では、「中心商店街の活性化=ラグジュアリィモールへの転換」という方向が全体として共有されました。これからは各都市間の競争、意欲と知恵比べが始まることになります。


[53] 『行動計画』作成の提案 Date:2002-09-22 (Sun)
 いよいよ明後24日、活性化研究会で提案します。
早速「行動計画」作成に向けた組合内部の合意形成への取り組みを表明するところが何カ所出てくるか、大いに楽しみであり、特に気合いを入れて臨むつもりです。

 成果が目に見えずなこれまでの経験では取り組みにくい事業かも知れませんが、当サイトの主張に共鳴される人ならその重要性は重々お分かりでしょう。
 この事業に掛けるコスト(時間とお金)を惜しむと、活性化のために費やす時間とお金の全てを浪費してしまうことになります。これまでの取り組みで浪費してきたとおり。
このあたりをしっかり考えて取組んでもらうよう、提案します。

 

[52] 商人塾といっても Date:2002-09-05 (Thu)
 私が提唱しているのはそんじょそこらの商人塾とは内容が月とすっぽんですからね。何でもいいから「○○商人塾」と名の付く講習会を開催、著名な講師を招いて話を聞く、などというのとは根本的に違います。

 「商人塾」開催の目的は「個店の繁盛実現」であり、「商店街活性化の実現」です。目的ははっきりしていますから、あとはこのような目的に即した内容のカリキュラム作成と講師の選定ですが、これはとても皆さんにはムリだと思います。
 また、既存のコンサルタント会社が取り組むとも思えません。

 ご承知のとおり、当社が提唱する商人塾は、小売業経営に関する知識・技術をトータルで体系的に修得する。トータルとは、国民の生活の変化・購買行動の変化から競争環境の変化、中心商店街のあたらし事業機会、ショッピングモールへの転換、個店の店づくり、ハードから品揃え、販促・接客まで、と言うことです。

 商人塾の開催、一番いいのは当社に丸投げ、一緒に企画していくという方法です。そちら側の都合・事情でそうはいかないと考えたらそれでお終い、当分自店と街の活性化、両方とも実現できない、と諦めなければいけない(W。

 当社が提唱する内容の商人塾を提供できるところは他にはありません。「ショッピングモールへの転換」、「個店の転換」など検索してごらんなさい。

 

[51] 商人塾はなぜ必要か Date:2002-08-28 (Wed)
 このところ随所で書いているとおり、我が国の商業者、とりわけ商店街立地の商店主のほとんどは「見よう見まね」で自店の経営に当たっています。彼らは自店の経営についてはたしかにベテランですが、小売業のプロではけしてありません。

 かっての小売業は、同業他店あるいは異業種他店の見よう見まね、川上からの支援・情報を受けながら開店、運営するということが当たり前でした。その上でそれぞれの経営者が自分なりに工夫しまた他店の工夫に学びながら業績を伸ばしてきました。お店が増えるにつれて競争が生まれ、よく工夫するものは生き残り業容を拡大し、工夫が足りないものは没落するという淘汰のなかで小売業経営の全体の水準は着実に向上していきました。

 米国渡来のスーパーマーケットの登場は、このような過去の事例、他人の経験に学びながらその上に自分の工夫を重ねていくという伝統的な小売業のありかたを覆すものでした。お客の購買動機、購買行動を基準にした店づくり=業態の登場は、これまでの多くの業種店を時代遅れにしてしまったのです。

 環境が激変している今日、昔ながらの「見よう見まね商法」は通用しない、ということが明らかになっています。現下の状況はけして小売業や商店街立地がダメになった、ということではありません。その証拠はこのサイトが松原商店街の実践として紹介しています。ダメになっているのは、かって商店街の自然成長を実現してきた、そして今や活性化を阻む大きな障害となっている「見よう見まね−成り行き対応」という経営手法なのです。

 商店街立地の小売業の活性化を目指すならば、何はさておいても伝統的な店づくり、見よう見まね経営から脱却することが不可欠です。なぜか? 皆さんが見よう見まねしたかっての同業他店、手本にしていた店も今では閑古鳥がないています。当時のお店のありかたで満足していた当時のお客はもはや「深化」して当時のままのお客は一人もいないでのです。
 
 お客は毎日毎日、買い物をします。買い物をするということはお金を払いながら買い物、商品、生活について学習している、ということです。

 よく商売はお客に学ぶといわれますが、このように日々成長するお客の購買ニーズに対応するためにはこれまでの「見よう見まね+アルファ」では根本的に不可能です。

 現在のお客のニーズに対応するためには、新しい理論を学び、これまでの経営常識・経営理論と取り替えることが必要です。活性化を牽引していく人達がまずこの作業をやり遂げない限り、商店街の活性化は不可能です。

 商人塾は、見よう見まねではない、これからの商店街立地における小売業経営の理論を修得することができる、多分、我が国における唯一の機会だと思います。

[50] 商人塾の立ち上げ Date:2002-08-11 (Sun)
9月からと10月から佐賀県内と福岡県で立ち上がる予定です。
商工会議所と市役所主催という変則ですが、まあ、いいでしょう。本当は有志または組合主催でなくちゃ、と言いたいところです。
商人塾は本当は運動として全国的に展開、遼原の火の如く広まっていかないと間に合わない、という気がするのですけどね・・・・・。

 スタート時点で相当ハードな研修(例えば週2回1回3時間程度、役員はその前後にさらに2時間くらい)をや留、というのが成功の秘訣です。月に1回などというのならやらない方がマシ。何の足しにもなりませんからね。

 商人塾の当社の記録は片道車で5時間というところに毎週、4ヶ月というものです。夕刻に入って夜研修、翌日は各種の指導というパタ−ンでしした。
最近はさらにバージョンアップ、週2回に挑戦したい。
とにかく、ワンクール勉強しないことには何一つ始まりませんかねね。遠隔地の場合は、事前に綿密な打ち合わせを行い、集中して計画作りをメインに勉強に取り組む。以後は月一くらいでOKでしょう。何なら1週間ぶっ通しというのもどうでしょう?
商店街の皆さんが衝撃を受けて効果覿面だと思いますが。

今秋は、10月に松原モールの3周年記念イベントが開催されます。これは、「商店街のイベントはこうあるべき」という内容にしなくては。そうそう、当日は10月23日ですが、視察会を開催、皆さんにおいでいただこうかしら。

[49] 皆さんの誤解?当社の誤解? 投稿者: 投稿日:2002-08-01 (Thu)
当サイトの商店街活性化についての提案は、全て、当社・クオールエイドと同等以上の指導者が必要な支援・指導を行う、と言うことが前提条件になっています。
これは暗黙の了解事項と考えていましたが、そうでもなかったようですね。これは私どもにはちょっとショックでした。

先日、当サイトで展開されている方向で活性化に取り組みたい、と言うことで相談を受けたのですが、TMOが自力で当社の理論に基づくモールへの転換に取り組む、と言うことでした。
自力厚生は大変すばらしいことですが、時間がかかります。ラストチャンスを迎えていると言うことは、反面、あとがない、と言うことですから、失敗は許されない。「自分たちのことは自分たちが一番良く知っている、自分たちでやるのが一番」などと考えているととんでもないことになります。少なくとも当社の理論で行く、と言うことを選択して、自力で行く、と思っても一歩も踏み出せないと思います。

このあたりは皆さん先刻承知のところと考えておりましたが・・。

「3カ年行動計画」の一例、ご参考までリンクしておきます。

 http://www.quolaid.com/city/city-m.htm#3

計画は作ればよいと言うものではない。、作った時点でそれを実行していくために必要な条件が関係者に装備されている、と言うことが不可欠の条件です。

商店街の計画作り、勉強しながら作る、という取り組みが必要です。勉強抜きの計画の場合、コンサルタント丸投げor自分たちで手作り、どちらにせよ、いざ実行という段階になると手も足も出ません。ご注意あれ。

[48] TMOと商店街の行動計画 投稿者: 投稿日:2002-07-28 (Sun)
商工会議所TMOの責任者が直面している問題。

 TMO事業の実施が自分たちの背中にずっしり負いかぶさっていること。商店街関係者にはTMOはおろか基本計画さえ浸透していない、という状況で基盤施設整備などと言われてもまったくピンとこない。当初は商店街組織を想定していた運営もいつの間にかTMO直営に。そうなるとさぁ大変、TMOといっても専属者はゼロ、相談所職員が兼務している状態ですから、とても手が回らない。

 肝心要の商店街組織は、基本計画策定当時からこっち、なりを潜めている。たぶん、基本計画策定後の行政の出方を期待しているのでしょう。これまでの活動では効果はないし、組合員は乗ってこないし・・・。
TMOは、組織の定義からすると、商店街組織に対して基本計画に示された方向で活性化への取り組みを指導支援していかなければならない。

 しかし、商店街の実態は展望なし・行動計画なし・関心なしの三無主義、TMOが乗り出そうにも人手が全くない。

 ここで一旦立ち止まり、商店外街ごとの行動計画作りに全力集中、短期間で作りあげて隊列を整える。商店街が自分たちの街の「買い物の場」への転換に率先取り組んでいく、個店の改革と共同事業を車の料理に活性化が着々と進んでいく、TMOは、各般の制度を順次鰹油脂ながら、単位ごとのまちづくりを支援していく・・・・。

 絵に描いたような活性化の取り組みですが、きょうびの取り組みは絵に描いたようなきれい事でないと現実性がありません。
これまでのようにはいつくばったような事業ではいくら無理しても成果が挙がらないことは百も承知のはずです。

 TMOは、傘下各商店街の行動計画作りという活性化の新しい段階・方向に着目、実現に全力を挙げるべきです。

[47] 行政・商工会議所の皆さんへ(改訂) 投稿者: 投稿日:2002-07-26 (Fri)
商店街活性化については、これまでさんざんやってきた、何を今さら、という話もあちこちで聞かされます。

ところがさんざんやってきたあなたがやっていないことがたった一つだけあります。当サイトが提案する方向での総合的な活性化への取り組みです。
当社の提案を一読いただけば、これまで自分たちが街のためにと取り組んできたことが如何に皮相的で、如何に木を見て森を見ない取り組みだったかということが了解できるはず。これまでのような取り組みに商業者が積極的について来るはずがない、ということも悔しいけど我ながら納得出来ちゃう。

営利事業の経営者、自分の得にならない仕事に誰が一所懸命になりますか。皆さんのように給料もらってやっているわけじゃありませんからね。きちんと算盤はじいて行動しなけりゃいけません。算盤に乗る、乗りやすい話に組み立てて持って行かなくちゃ。
と言うことで、これまでどういうわけか組合員が事業に熱心だった組合は今後は要注意、今までしらけていた組合はひょっとしたらシビアな自己判断の能力があるかもしれないので、期待が持てる、という逆説が成り立ってしまう(笑)。

 まあ、私どもと皆さんとでは同じ商店街の体力・気力を判断する場合、着眼点が違いますからね。皆さんの判断と+−逆転だったりします。もちろん私どもがただしい。なぜなら、皆さんは、「まともに考えれば乗りようがないだろう」という事業を提案、商店街ではあなたの立場もあるからと不承不承のおつきあい、これで事業がうまくいくはずがない。互いにに募る不満と不信、というデフレスパイラルですからね。

これまでの単発・単年度、旧来型の事業方式から決別して、3年間で商店街活性化を実現する・一発勝負に賭けるべき時です。
どうせダメならダメ元でもう一回やってみよう(笑)
 一発勝負のゆえんは、時間がないと言うこと、街・店舗の機能披露、店主達の高齢化あんど、何回も繰り返して取り組む条件はありません。また、あるいは無計画にだらだらと続けてさえいればどうにかなる、という問題でもありません。

 期限を切り、活性化の実現に必要な仕事を包み隠さず素直に全部数え上げ、体系化する、関連・緩急を判断してスケジュール化する。行動計画としてまとめる。一気呵成に取り組んでいく。と言うことに取り組む・またとない・というより多分、最終のチャンスです。

県内の振興組合、これから元気を取り戻すところが続出です。
と行きたいですね! とここだけ組合関係の皆さんへ。

[46] 商店街活性化研究会 投稿者: 投稿日:2002-07-24 (Wed)
本日午後開催されました。午後1時〜4時 3時間という長丁場です。

始めに私の方からヒアリング結果及び問題点を整理して報告、次いで各組織の代表者による個性あふれる現状報告を受けた後、自由討論という段取り。

感じたことは、組合桎梏部、役員という上下をつけた発言が多かった、と言うこと。自分のお店の実態と商店街活動を直結させた捉え方が出来ないと、いくら活動を続けても実り・リターンがありません。
イベントの苦労話なども出ましたが、そういう話はどうでもよろしい。ものがどんどん売れる店がずらーっと並ぶ通りにするには何をしたらよいのか、とりわけ自分のお店が売れるようになるには?というのが切実かつ正しい問題の立て方です。

活発な論議で3時間、すぐ終わってしまいました。
私は皆さんの発言とはちょっと違う「行動計画作成の緊要性」についって何度も主張しました。理事長さんクラスにはご理解いただけたかな。これからが本番、実際に行動計画作りに動き出すところがいくつ出てくるか、ですね。

研究会、次回が楽しみです。

[45] 研究集会向けレポート 投稿者: 投稿日:2002-07-23 (Tue)
昨日〜本朝にかけてヒアリング結果をレポートにまとめました。

日ごろ商店街関係は堕胎頭に入っていると考えていましたが、実際にヒアリングを行い、レポートにまとめる作業をしてみると、やはり外部からみてただけでは見えない部分があり、相当認識が違ってきます。

明日の研究会で発表、対応の基本的な方向を提案します。これを受けて各組合の役員さん達が課題について議論していただき、あらためて「商店街振興組合の課題(仮)」としてまとめます。各組合の執行部と県商連の合作による県下商店街活性化実践レベルの基本的な進み方が出てくることを期待しています。

[44] 基本計画と商店街の緊急対策 投稿者: 投稿日:2002-07-20 (Sat)
ヒアリングを契機にいろいろと考えております。このサイトでも逐次報告して行きたいと思いますが、どうも当社の問題意識は商店街関係者にはこれまで余り届いていなっかったかな、という気がしています。とするならば、当社の情勢分析が間違っていた、ということであり、うーむ、そうすると大変ですねぇ(笑。


それはひとまず措いて。
ヒアリングで痛感したことは基本計画のスパンでは現下商店街が取り組まなければならない課題との間に大きなミスマッチがありそうだと言うことです。計画のスキームが作られた時点では、それほど切迫感が無かったせいか、余りにも間口が広げ過ぎたために、商店街活性化という中心命題が中心「市街地」活性化のための one of them のように受け取られる傾向がありました。

なかでも非物販の集客施設の建設を目指していたり、計画策定担当者が交流人口増大などと言うシーラカンス的な発想を持っているところが陥っている、機能を度外視した景観整備などがメインになっている計画ではお先真っ暗です。そういうところには当然、個店の転換や転換に必要な施策などという問題意識ははじめからないはずですから。

また、基本計画〜TMO計画が商店街、個店の改革への実動を計画していないという都市もあると思います。そういう都市では、基本計画に掲げられた事業が伸展していく傍らで中心商店街は、何の手だても講じられず、単年度の空き店舗事業などに取り組みながら衰退への道をまっすぐ進んでいることになります。

基本計画が進んでいるところも何らかの事情で停滞しているところでも、ここは「商店街活性化」=個店の業績上向き=個店の店づくりの転換に目の色を変えて取り組むべきときです。このことを疑ってはいけません。

何をなすべきか? 当サイトはそのためのヒントをたくさん用意しているはずです。

[43] ヒアリングのまとめ 投稿者: 投稿日:2002-07-17 (Wed)
組合ヒアリング、半数終わったところで結果をまとめています。
予想通りの結果がでていますが、机上で予測しているのと実際に現場で見聞すると緊迫感が違います。

組合への期待が大きく変わっています。組合員の期待は、ハッキリ、繁盛回復に貢献してくれ、ということですし、TMOに代表される外部の期待も組合ぐるみで繁盛する街を実現してくれ=個店レベルの繁盛店作りをリードしてもらいたい、ということでしょう。

組合としては、寝耳に水の話です。これまで共同事業=ハード(施設)とソフト(経済)の両方を担って来たわけですが、これはあくまでも共同事業の範疇であり、組合員個々のお店の繁盛、シャッターから内側は組合のあずかり知らぬところでした。

この時点でいきなり、組合員からは組合参加のメリットを出せ、外部からは活性化の実績を出せと言われてもこれまでの守備範囲とまったく違うレベルの話、役員さん達自身のお店もまったく同じ状況ですからね。組合役員といっても中身は同じ商店街の店主の皆さんです。やれといわれてハイそうですか、とはなりません。

特に組合員からのプレッシャーが厳しいでしょうね。陰に陽にこれはこたえます。事務局の事務員さんにも。
もともとボランティアで役員を引き受けている積極的な気構えの役員さん達ですが、この状況にいつまで耐えられるのか。
はっきりした方向が見えていればそれなりに頑張っていく元気も出せますが、なかなかね・・・。

肝心の「中心市街地活性化基本計画」、こういう境遇に陥っている組合の役員さんたちの励みになっているかというと、ほとんどなっていませんね。「計画があるから、これを実現するために頑張っていこう」と組合員に呼びかけられる内容を持った計画では有りませんからね。

それでも役員さん達はやる気十分でした。
来週の検討会、「展望が出た、元気が出た」といってもらえるような内容にしなくては。

[42] 知ったかぶりは危険 投稿者: 投稿日:2002-07-15 (Mon)
当社が数年前に商人塾を受託実施した町の情報が伝わってきました。「中心市街地活性化基本計画」の作成に商業者主体で取り組むことになったとのこと。

そのこと自体は大変結構なことですが、問題はその内容。
「ショッピングモール」という言葉だけが残っており、街区をショッピングモールに転換する、という方向で計画策定、都市計画の専門家を中心に1,2階は店舗、後はマンションという高層ビル街を建設する、という大構想らしい。おい、おい、今どきなんなの、ということですが、都市計画の方もホントに専門家なの?といいたくなる話です。

商人塾でショッピングモールというのは、形態ではなく機能だ、という話はさんざん確認したのですが、やはり行き当たってからでないと勉強が生きてこない。というよりも商人塾に引き続いて「個店の転換」に取り組まなかったのがいけませんでしたね。実際に実践に使っていない勉強内容はその時は納豆していてもすぐに忘れてしまいます。そう言う意味ではいざというときにならないと勉強って身につきませんね。

本当は計画策定と平行してこの時期にもういちどやり直すべきですが、「商人塾をこなした」という意識だけが残っており、思考&行動パターンは従前通り。これでは勉強する前よりも事態は悪くなっています。勉強していない皆さんが「勉強した連中の言う事だから」と信じたりすする。

鳥無き里のコウモリ、という言葉がありますよね。
鳥がいない村では空を飛べるのはコウモリだけ、威張っているわけですが、コウモリはコウモリ、鳥の代わりは出来ない、ということです。

自分たちの町で商店街活性化・中心市街地活性化のスキームに一番詳しい、といわれている人がいるわけです、地域一番だからと言ってその人の脳りょぅや知識の内容がこれからの課題=モールへの転換を指導して行くために必要なレベルに達しているかどうかということはまったく別問題です。

本人は初めは自分のレベル・能力を客観的に理解していても、回りがあの人が一番といいはやし始めると、いつの間にかそのような役割を果たすようになります。次第に引っ込みが付かなくなり、全体を奈落の底に引きづりこむことになる。組合でも良くある話ですね。

本人には相当プレッシャーが掛かっています。

[41] 県関係者のナイトバザール視察 投稿者: 投稿日:2002-07-12 (Fri)
去る7月5日夜、経済部長をはじめ商工企画課長など佐賀県の中心市街地活性化関係者が松原商店街・温泉通り商店街のナイトバザール視察のため商店街を訪れました。視察に先立ち、懇談会が開催され、理事長始め幹部から組合設立以来の活性化への取り組みを報告、「県をはじめ行政の支援のおかげでここまでこぎ着けることが出来た」と深い感謝の意を表しました。

生憎の雨天でしたが、ナイトバザール開催中の各店を一軒残らず訪問、部長以下それぞれの店主から直接状況を聞き、買い物もありという熱心な視察でした。この結果が施策のいっそうの充実にどのように反映されるか楽しみです。