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各地の状況 ログ
[20] 脱藩分子 投稿者: 投稿日:2002-03-17 (Sun)
既成路線というか、補助制度を利用してハード整備をすることが活性化だという相変わらずの省思考派と本当に活性化を実現したい、しなければ困る、という立場の人とのギャップは相当深く、なかなか一朝一夕で埋められるものではありませんね。

前にも紹介したと思いますが、当社がおつきあいしている例では自らを「脱藩分子」と位置付けて意気軒昂な人たちがいます。いずれ主流を奪取することでしょう。守旧派は補助事業頼りですが、それも将来の展望がないと賛同者が集まらず結局事業が出来ません。
そういう意味では中期的に見れば脱藩派が奪権することは確実でしょうが、あまり遅くなるとまちなかのエネルギーが枯渇します。

元気のあるところは事業方針をめぐって分裂対立、元気のないところはずるずると衰退、というのがここしばらくの中心市街地でしょうか。波風の立っていないところは、活性化に向けた真剣勝負が始まっていない、という観測もありですかな?

当社は脱藩を奨励しているわけではありませんからね。誤解なさらないように。仲良きことは美しきかな、というのが当社のモットーですから(笑)。


[19] ナイトバザール 投稿者: 投稿日:2002-03-15 (Fri)
さる12日の臨時総会の結果、11/35の参加でスタートするそうです。当初はまったく期待していなかった補助金もつくということで7月を正式スタートに設定、それまでは予行演習。

実質としては今回がスタート、参加は後になるほどハードルが高く難しくなります。当初の参加者には「一店になっても続ける決意」が求められますね。それくらいの気構えがないと成功できません。

[18] 商人塾のスピード 投稿者: 投稿日:2002-03-09 (Sat)
前にも述べたように、商人塾は月1回程度の勉強会では絶対にものになりません。少なくとも週1回は集まる覚悟がなければものの役には立たないでしょう。とにかく一日でも早く立ち上げるべきです。立ち上げにあたっては当社がいかようにも応援します。
当面は当社が当サイトで提供している「Web商人塾」のテキストを使われたらどうでしょうか。質問などは当社掲示板を活用すればほとんど経費はかからないはずです。

立ち上げてみようかとお考えの方はご相談をどうぞ。

[17] 街づくり論議 投稿者: 投稿日:2002-03-08 (Fri)
新しい「商人塾」の立ち上げを見学しました。塾の規約では「経営者としての資質を磨く」、「個店の活性化に取り組む」ということが目的になっているが、現下の環境与件を反映、冒頭で街づくりについては考えなくても良いのか、という発言があってかなり論議が交わされました。

個店の活性化については、とりあえず当事者であり内容がどうであれ自分自身の現在のスタンスで発言し、参加者もそのような発言として真剣に受け止めることになりますね。真剣勝負です。
ここではどれだけ勉強しているか、ということなどで発言を評価されることはありません。

一方、街づくりの場合はそうはいかないと思います。例えば我が国の商業の現状委及び近未来の趨勢について体系的に理解している、商店街活性化=モールへの転換と考えている人と商店街活性化=人口増加施策とか補助事業の消化と考えている(つまり、日ごろまじめに考えていない)人とが同じテーブルに座って何を話し合えるのでしょうか?

例えば、当社が提唱する「ショッピングモールへの転換」が活性化の正しい選択である、と考える立場と、活性化とはイベントを盛んにすることだと言う主張があったとして、この二つの主張の間に果たして議論が成り立つでしょうか? もちろん活性化=イベント強化という主張が理論的な根拠を示すことが出来れば、議論が成立します。しかし、イベント派の多くは没理論派です。

理論派と没理論派が「街づくりは如何に進めるべきか」という話を月に1回集まって話し合ったところで時間の無駄、寿命の無駄遣いでしかありません。必ず堂々巡りに終わり翌月もまったく同じことになることが予定されています。

意見を求められた私は、街づくりを議論するのならその前に全員で30時間程度の街づくりセミナーを受講すること、その後「共通の言葉でそれぞれの意見を述べる」具体的な議論が出来るようになる、というようなことを述べました。
当社が力説している「議論のための土俵作り」です。

武雄市の基本計画作りではワーキンググループの会議が半年で40回ほど開かれました。各商店街毎の会議も相当回数開かれています。商店街からの参加者は半年間で60〜80回位も会議に参加したことになります。
どこの都市でもおそらく似たような回数の会議が開かれたとことと思いますが、さて、共通の土俵は有ったのでしょうか?
また、基本計画、TMO構想が出来上がったあと、関わった人たち、個人及びグループには何が残ったのでしょうか。

[16] 商店街とイベント 投稿者: 投稿日:2002-03-07 (Thu)
全国的に雛祭りとか花祭りとかのイベントが展開される時期、今日は商店街イベントについて考えて見ましょう。

普段は「猫しか通らない」、わが通りにもイベント開催日だけは人が大勢やってくる。自分たちも法被など着込んで久しぶりに通りの主人公が張れる、ということで雀百までというか、なかなかイベント狂いは直りません。

訳も分からないマスコミに「活性化の成功事例」等とインタビューを受けたり、報道につられて視察が来たりするものだからなおさら深みにはまる。次代を担う青年部長が販促部長をかねて対外折衝などに奔走しているようだと街の運命は決まったも同然。

部長さんをちょっと冷やかすと「何もやらないよりまし」などと形相が一変したりする(笑)。

いーえ、売上げ増大につながらないイベントならやらない方がよっぽどマシです。商品が売れてナンボの商店街、イベントをやっても売上げにつながらないということは、そもそも地域の住民から「買い物行き先」として認知されていないと言うこと、イベント来街者は商店街(買い物行き先)に行く、来たという意識は全くない。イベント会場に行く、という感覚だけで街にやって来るわけですからとても個店でのショッピングにはつながらない。たまにショ−ウインドが目に入っても、まったく興味を惹かない。だってそうでしょ、来街客がいない=買い物行き先として失格状態である=入りたい個店、買いたい商品がない、という状態の商店街にイベント参加という別の用件でやってきたのにどうしてそこで買い物しなきゃなんない訳?

え、衝動買い?
あのね、そもそも衝動買いというのは「家を出るときは買うつもりが無かったのに商品を見たらとたんに欲しくなって思わず買ってしまう」というタイプの買い物のことですからね。そーゆー買い物がイベントの時以外はお客が来ないという状況にある商店街のお店で出来るはずがないでしょ。
 商店街のイベント、成立する衝動買いは自販機の飲み物と昼時の食事だけでしょうね。もちろん食事はコンビニでOKです。
ということで売上げにはつながらない、翌日からはまた元の木阿弥、商店街=消人街のたたづまいが・・・。

これが商店街の成功事例といわれるイベントの通り相場ですね。イベント成功事例などの視察に行ったら必ず、「街に来たお客はそこで何をしているか」ということをしっかり見なくていけません。お客が個おの店舗に入り込み買い物に夢中になっている、通りを歩いている人たちもショッピングバッグをぶら下げている、というのがあるべき商店街のイベント風景です。

そもそも店主が法被姿で通りを歩いているようでは商店街のイベントではないと考えるべき、店主は店内で商売に汗だく、というのが普通ではないでしょうか。
もちろんこれを実現するにはイベントの前にやるべきことが山ほど有るわけですが。

こーゆー話を聞いて面白がっていてはだめですよ〜。
さっそく自分の街のイベントをやめてしまいましょう。集客力のない街は集客イベントをしてはいけない、これは商店街活性化の鉄則です。


[15] ナイトバザール 投稿者: 投稿日:2002-03-06 (Wed)
私どもは、商店街がイベントに取り組む場合、そのイベントは個店の魅力アップ、とりわけ品揃えの改革を伴わないと意味がないと主張してきました。変わり映えのしないショーウインドが続いている商店街でいくら集客力のあるイベントをやっても、当日イベントを楽しまれてそれでお終い、となるからです。

現在松原通りが挑戦しているナイトバザールは、成功を目指すなら各個店が大変な取り組みをしなければならないイベント?です。夜間、商店街でのショッピングというこれまでお客がまったく経験したことのない購買行動を提案するわけですから、これまで通りの業容でOKのところとそうでないところがある、夜間営業に踏み切るのは良いが果たしてお客が来てくれるのか、いざとなるとビビらない方が不思議、街中が揺れ動いているようです。

やはり、現状では参加できない、転換まで後1年はかかる、という人もいます。しかし、中途半端でも参加せざるを得ないでしょう。1年待ったからといってうまくいく保証はありません。出来る範囲で改善して参加、後はイベントのテーマである「おもてなし」に誠意を尽くしながら、イベントの中で試行錯誤的に改革に取り組むとおいう以外に方法はありません。100%改革できてからとか、良いブランドが見つかってから、というのはだめ、店づくりの転換ということが理解できていないことになります。

いち早く不参加を表明していた人たちにはこれから相当なプレッシャーがかかります。何しろ「お客様の都合のいい時間に合わせて営業します」というキャッチフレーズのイベントに参加しない、ということになりますからね。はじめは誰も気づかなかったことですが。
これをどう和らげるのか、ということも執行部の課題でしょう。

ナイトバザール、ここまでインパクトが出るとは誰も予想していなかったと思います。「活性化、とりわけ個店の活性化を目指すというならここまでやってみろ、お前たちにやれるか」といわれているような気がします。

開催当初からお客が押し寄せるとは誰も予想していません。半年後に成果が見えてくればいい方だ、と言うことです。ただし、各店はそれぞれ秘策を凝らしているみたいですね。


[14] 各地の動き 投稿者: 投稿日:2002-02-28 (Thu)
本欄の本来の趣旨により、ちょっと他都市の取り組みを。

当社が知っている例では、「タウンマネジャー」というか実質的にTMOの運営を担う人材をどう確保するのか、ということが現実の課題になっているようです。必要なのは基本計画−TMO構想の実現、中心市街地活性化の計画−実施−評価という全体・全段階をしっかり把握し、各方面を叱咤激励しながら取り組みを推進していく、という役割を担う人あるいはグループです。
何とか地元で確保しなければならないと思いますが、もちろん右から左にリクルートできる訳がありません。何とか事業の中で育成していく以外ありませんが、都市に本当にそれだけの覚悟があるかどうか。

タウンマネジャー?
会議所にもいるし必要になったら事業団から派遣してもらえるし、と考えているところもありそうですね。

[13] おもてなし 投稿者: 投稿日:2002-02-22 (Fri)
このところの動き。

各店の「おもてなし」企画が発表されるにつれて、この時間帯が商店街のターゲットとして本当にピッタリだということがどんどん確認されています。個々のお店の企画は当社に著作権が有りませんから発表できません。残念ですね。フムフム、さすが専門店、プロのおもてなしだよなー、と心から納得できる企画が多い。第一回の取り組みが終わったら解禁ということで発表させてもらいます。

お金のかからない・掛けないイベントですが、それでも総額1,000万円はかかるでしょうね。すごいですか? 1年間、金・土曜日毎週開催ですから、一日あたりだと10万円くらいということになります。さらに毎週2日、年中継続ですから店主が総動員でイベント要員を務めるというこれまでの常識のイベントは不可能だということになります。イベントというよりも営業時間、形態の転換といった方が適切な企画です。

[12] 個店の転換とイベント 投稿者: 投稿日:2002-02-14 (Thu)
一般論として、個店の転換とイベントについて。

1.個店の転換
個店の転換は、これまでのメーカー、問屋の都合で作られていた「業種」店から、お客の生活に材料を提供する「材種」店への転換ということが基本です。事例では、時計・眼鏡・宝石店が、老眼客相を対象にした「老眼補完グッズ」を中核に、時計、宝石も客相に合わせて再編します。店内は、老眼客相が「眼を集中的に使う」というシーンで必要なグッズ(探せば意外とたくさんある)を集めること、時計、眼鏡、宝石を同客相の「アクセサリー」という視点で再編する、ということになります。ヘアカラーリングが一般的な今日、眼鏡フレームのコ−ディネートも大切な提案=戦略の一環です。
(これからの小売店は限られた客相に足繁く来店してもらい、来るたびに品揃えを楽しんでいただく、あれこれ欲しくなっていただく、ということが必要であり、そのための個店転換でもあるわけです。)
事例は、そのような視点での時計・眼鏡・宝石店から、老眼客相のシーン対応プラスアクセサリーの材種店への転換です。
これまで小規模都市の時計・眼鏡・宝石店は、どれか一つの業種に特化する、ということが云われてきましたが、それとは全く逆に、客相を絞り込むことでこれまでの経験を全て生かした、これまで経験のない人には参入が難しい新しい機会が生まれたわけです。さらにこの話、「良いことを聞いた」と同業他店に追随されそうな感じですが、なかなかそうはいきません。いけると思った人はやってみると分かりますが、なかなか難しい。
 もちろん、モールとしては立地している全ての時計・眼鏡・宝石店が一斉に老眼客相ショップに転換してくれるとありがたい。品揃えの幅と深さが出ますから。お客の要望も同じ、転換に取り組む店主、この人は多少複雑でしょうが商圏拡大という大義名分から同じ気持ちになっていただく。これも実現してみないと実感できないことでしょう。

2.イベント
 商品構成は、近視、時計一般、宝石一般をカット、それぞれ老眼客相に合わせて深耕した品揃えになりますから、これまで通りの営業ではとりあえずカットした分の売上げが減少します。(といっても今後はとても期待できない部門ですが)客相を絞り込んだ分、お客の来店範囲=商圏を拡大しなければならない。というよりも広げることが可能になる、これまでの経験では考えられない遠くからお客が来てくれるようになります。そのためには遠くの客相に自店の店づくりを知ってもらうことが必要です。
これが「イベント」の役割です。したがってイベントは漫然と商店街に人が集まってくればいい、というレベルでは役に立ちません。街に来る・材種店を見て興味を持ち・入店してくれる・という人たちをターゲットにした企画でないと何のためのしごとかわかりまません。イベントの時も、店主が人寄せアトラクションのお世話をしている訳にはいきません。入店してくる客相=顧客予備軍のおもてなしがメインの仕事、アトラクションはアルバイト主体で対応できる内容にすることがポイントです。
商店街のイベントは商店街の存在理由を補強する、その時点での街ぐるみのショッピング提案を告知するといった機能を持たせることが必要です。そもそも、老眼客相のお客にとって、上記のようなお店に行くこと自体、イベント(期待していたことが体験できる機会)ですね。

3.営業企画
 対象客相を絞り・品揃えを変えたら、商圏内に住む対象客相が来店しやすい時間帯に営業する、ということが大切です。これまでの営業時間が広域からの来店には適していない時間帯だったなら、営業時間を変えなければならない。ゆっくり吟味が必要な買い物だが、休日の半分を費やすほどではない、ということでナイトバザールが着想されています。
 店内もお客が入手したいグッズを吟味する空間としてふさわしく、テーブル・椅子なども吟味して調度します。
接客も大切です。もともと専門店は接客でお客から情報をもらいながらショッピングを支援する、という機能ですが客相対象のお店の場合、接客の組み立ては特に重要です。

4.取り組み
 取り組み意欲は、概して個店の転換への取り組み意欲に比例します。当然でしょうけど。したがって、個店レベルのスタートで短時間にどれだけのお店が自店の方向を見いだし確信を持って取り組めるか、ということが鍵です。転換は、やった人の話を聞くと「なるほど、これが転換か」と納得されますが、いざ自分のお店でやろうとするとなかなか難しいのです。
 さらに、テーマを決めた後の集荷もいろいろ工夫が必要ですが、とりあえず、既存の取引先に趣旨を説明してこれまで自店が扱っていない商品群をチェックすることからスタート、この作業で意外と揃ったりしそうです。
 
5.転換の難しさ
 転換の方向を見つけたが実効が難しい、苦手だな、と思ったらあなたには向かない方向かも知れません。他の切り口を探してみることも必要かも知れません。「好きこそものの上手なれ」と云われるように、選択した方向が好きでないと知恵が湧きません。
転換は知恵を出すことがなにより大切ですからね。
 地域で最初に取り組んだ人には、「試行錯誤」しながら進められるという特権があります。遅れた人にはその余裕がありません。一足飛びに先発者のレベルに到達しないと事業機会には参入出来ないわけですが、成功事例を眼にしながらでもなかなかすんなりと転換できるものではありません。一日も早いスタートが必要な理由です。

[11] ご明察通り 投稿者: 投稿日:2002-02-13 (Wed)
昨日の勉強会終了後の質疑で、ナイトバザール開催に賛成できないという意見が何人かから表明されました。効果が上がらず途中で中止するようなことになれば組合の信用失墜であり、リスクが多すぎる、ということです。理事長が一人で対応しましたが、不賛成という意見にも頷けるところがあります。ただ、効果が無いから、という意見はちょっと違うと思います。参加は自由ですから、やると決めたら死にものぐるいで集客することが必要です。品揃えの転換はもちろんですが、中には間に合わないところもあるでしょう、そういうお店もこれまでとはレベルの違。「おもてなし」がある、というのが執行部の考えです。
 参加者の確定は月末から来月始め。それまでに勉強会や検討会でどれだけ意欲を喚起できるか、というところです。幸い、参加者からはこのイベント企画がなければ考えつかなかった、というような営業企画も出てきました。聞いた人が思わずうなるような自店及びとおりの活性化に貢献するアイデアです。
年間を通したテーマもぼつぼつ固まっているようです。

[10] 松原商店街 投稿者: 投稿日:2002-02-10 (Sun)
今日(9日)は第2回目の勉強会でした。講師は私でテーマは品揃え。
8時から始まる予定が講師がレジュメの準備が手間取り、15分遅れでスタート(スマソ!)。
途中でじゃんじゃん質問が入るのがこれまでの勉強会と違うところ、さすがけつかっちんだと気合いが違います。予定通り講義は10時でおしまい、それからがすごい。延々と質疑&討論で12時まで続きました。

質疑では「たった1ヶ月弱で本当に品揃えを変えることができるのか」、勉強会にも参加せず訳も分からないまま「組合に協力する」という姿勢で参加する店をどうするかということがメイン。さもありなんという疑問ですね。
品揃えについてはこれまでも挑戦してきているし、手応えを感じているところも多い。春物〜初夏シーズンでさらに磨きを掛ける、という方針で良いと思うのですが。
 勉強会に出席している人は品揃えを変える以外に生き残る方法はないと理解し、取り組んでいる人がほとんどですから良いとして問題は勉強会に出席しない面々です。しかし、だからといって彼ららに合わせる訳にはいかない、中途半端な気持ちなら参加してくれるな、というのが理事長の本心、絶対変えてみせる、と決心しているようですが、時間との戦いです。昼間のイベントでも足並みが揃わないのに夜のイベントが出来るはずがない、という意見もでた、それぞれ何とかしなくては、という気持ちは同じ、営業時間の転換にも前向きなのですが、組合員全員の足並みというところで躊躇があります。私はどうしてもできない店は仕方がない、やる、やらない、それぞれどちらも犠牲になることはないでしょう。今月中は精一杯参加を呼びかけるはずです。来月になってからでは準備が間に合いません。今月中にどれだけ参加者を増やせるか、これからが勝負です。
勉強会は一応あと3回、毎週火、土で取り組みます。2月19日が最後ですが、この時点で何店の参加があるか、というのが一つの山場ということになります。

出席者は15名くらい。物販の組合員は35名ですからまだ半分にも達していませんが、これから必ず増えていきます。

[9] 理事長の檄 投稿者: 投稿日:2002-02-06 (Wed)
松原商店街。
先日理事長が組合員に配付した檄文を紹介しておきましょう。

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おもてなしナイトバザール
(総論)
 日本経済が厳しい。さらに悪くなる要素はあれど良くなる要素は皆無に近いのではと思われる。商店街においてはなおのこと厳しい。全国どこの商店街も良くないが、たとえば県内に目を向けてみると以前には栄華を誇っていた佐賀、伊万里、鹿島、唐津、鳥栖などことごとく打ちのめされている。当地武雄ももちろん厳しいだろうが、まだ活性化の可能性は残されている。空き店舗は少ないし、夜は明るくきれい。それに個店個店がきっちりと取り組みをしたショウウインドウで飾られている。それでも手をこまねいていると追っつけ他の例と同様の運命をたどるのではないか。どうすれば本当の活性化ができるか、誰も自信を持ってはっきり答は出せないと思う。
 しかし幸いなことに武雄は区画整理という一大事業を控えている。そしてそれに伴って北部市街地の平成22年の基本計画ができあがっている。それになんといっても向かう人材が揃っている。
 あと4年後の平成18年から区画整理の工事に着手する予定だが、それに向けて行動を開始するタイムリミットが今年と思われる。繁盛店のモールづくりを企画し経験し、実現し「この方向ならやれる」と見定め、自信を持って区画整理への夢を描く。行政と存分に話し合い、行政、商業者、住人がそれぞれ納得のゆく街づくりへ歩を進めよう。歩を進めるにあたって研究会、丁目集会、執行部会と会合を続け、先だって発表した「おもてなしナイトバザール」を企画した。武雄の今の時、環境を生かし、将来を展望しつつこれからの取り組みを考えたとき、この企画が誕生した。しかし結果は分からない。ただ言えることは取り組み次第だ。一生懸命本気で取り組めば必ずいい結果が出て将来に大きな可能性を生み、中途半端な取り組みなら何の結果もでないと思われる。非常に難しい取り組みと思う。しかし報告会で会員の方から出た「そのくらいはしないと変われないだろう」という言葉どおりだろう。他に代案が、しかもこの案より結果が期待できるものがあるだろうか。なければ手をこまねいているわけにはいかないはずだ。そしたら「やる」しかない。必死に取り組んでみよう。そしたらさらに良い案に結びつくかもしれない。
 イベントまであと2ヶ月を切った。ハードルを一つひとつ乗り越え、ベストの企画にしていこう。悔いが残らないように夢と可能性を信じ、精一杯取り組んで行こう。

・生活環境の変化とお客様になっていただく可能性

 生活の中心となり家計を支えている人はほとんどが共働きで月曜日から金曜日は帰りが遅く疲れ切っている。日曜日は法事、祝事が多い中、食料品中心の買い物一週間分を買い出しに出かけられる。
 4月から学校が完全週休二日制に移行するが、「明日は休み、しかも早く起きて食事や弁当の準備をしなくていい」気楽な金曜日と土曜日の夜は久しぶりにゆっくりしたい時ではないだろうか。そんなときこの我々の取り組みを知った方の一部は「気晴らしに出かけてみるか」とか、買い物の予定がある人は「11時までの時間にゆったり、ゆっくり納得のいく品選びを」という目的で来街していただけるのではないだろうか。何のきっかけでもいい。一度来ていただいた方に感動のおもてなしがあったならファンになっていただける。生活環境の変化で金、土曜日の夜の時間はお客様のゆとりの時間になったのではないだろうか。

・広がった商圏とその人口を商店街へ

 夢タウンが杵藤地区へ商圏を広げてくれ、現在武雄の商圏は20万人規模になっている。このことは「武雄でショッピング」が習慣づけられ、自ずと武雄へ足が向いているのであろう。またケーブルワンのサービスエリアが杵島地区へ拡大しており、これも地域全体に一体感を醸成していることであろう。ただ残念ながらそれらの地域のほとんどの方々がきれいに生まれ変わって生き生きとしている北部商店街、でこぼこの道路が整備されていることなどご存じないであろう。武雄でのショッピングを習慣にしておられる方、また武雄の街のこだわりをご存じない方にも来てもらおう。それに応えられる店づくり、街づくりに磨きをかけよう。

・11時まで営業の意義

◇夢タウンが9時まで営業している。それに10時までの営業イベントも増えている。セブンイレブンなどのコンビニは24時間、スーパーも24時間営業が増えている。そんな中我々が来てもらいたいお客様は気分の発散をしたり、楽しみに来られる方々である。食事をしたあとテレビを見るより街へ行ってゆっくり説明を受け、おもてなしを受けるということを選択された方々である。11時までの長い時間が用意されていることで心身共にゆっくりされ、リフレッシュされるはずであろう。
◇お客様やマスコミに受けるためにも営業時間11時までという設定は必要である。この時間設定がナイトバザールの魅力を数倍も向上させる。
◇絶対に何が何でもお客様に来ていただくよう努力する。そして必ず来ていただく。信じて取り組もう。中途半端な取り組みなら時間を短縮しても苦痛である。あと2ヶ月ある。そしてスタートラインは誰でも同じである。

・観光との位置づけ

 武雄の宿泊客は以前は近隣地からの宴会のお客と、西九州の観光拠点と捉えられ夜到着され朝早く出立されるお客であった。しかし最近は散策し、リフレッシュしようとするために武雄を訪れる方が増えている。それらの人々は家族連れや友達同士の小グループであろう。福岡、長崎から1時間、熊本大分、北九州から1.5時間の圏内でいちばん行きたいところという選択肢のひとつになるではないか。このようなお客様は夜の商店街の散策が楽しみのひとつではないか。しかもそれぞれの店が競い合ってショウウインドウを飾り、意外なほどの品揃え、サービス、接客であり、会話が楽しめるとなると来街者の満足度を上げ、リピーターになられる要因になるはず。

・考えられる取り組み

 たくさんの来街者は活性化の原動力となる。そしていい反応、声をいただくとお客様にもっと喜んでいただこう、もっと応えようとさらに充実、ていねいになる。相乗効果で盛り上がる。そのため……
 まずは個店の転換の勉強……全5回シリーズ、火曜日、土曜日、来週よりスタート。臨店指導も行う。

[8] 波紋 投稿者: 投稿日:2002-02-04 (Mon)
松原商店街。

1.イベント企画は、隣接する温泉通り商店街に波及、共同開催の方向で今週から研究が始まります。

2.旅館、飲食街も好意的な反応、何らかの共同の取り組みが提起されます。

3.地元有線テレビによるドキュメント制作がスタート、さっそくイベント会議の取材に来た担当者は、取り組みの熱気にワクワクだそうです。組合の方は議論に熱中、「カメラなんかぜんぜん意識しなかった」らしい。

4.その他いろいろありますね。

今週は旅館組合、飲食店組合などへの共催申し込みでしょう。武雄市はこれらの集客産業が商店街に隣接、自然発生的にゾーニングされていますから、相乗効果が期待されます。

あてにしていた基金関係の補助金がアウトということで、自主財源オンリー、き・わ・め・て! 乏しい予算での取り組みになります。一部には「金がないだけ真剣になるから良かった」という開き直りも(笑)。

おかげで(?)、いろんなアイデアが出ていることも事実のようです。


[7] 早速準備に着手 投稿者: 投稿日:2002-01-23 (Wed)
松原通商店街です。

商圏人口20万人論は結構なインパクトで、早速、もう一度転換に取り組む、と意気込むお店がこれまでに4店名乗りを上げました。
いずれもこれまで自他共に認める転換の成功事例なのですが、さらにワンランク上をめざして脱皮に挑戦するそうです。早速、展示会への出張期間を長くするなど、具体的な動きが出てきました。

転換は、成功すればさらに進みたくなるし、試行段階で何回か失敗して中断すると元の木阿弥どころか前より業績が悪化する、ひどいときは全体の運動から脱落してしまうという恐ろしい側面を持っています。たぶん皆さんには理解しにくいかも知れませんがその理由ははっきりしており、私どもはかねてから強く警告しています。

これまでヒアリングしたところでは、「これぐらいのことはやらないといけないだろうな」といいながら、ローテーションに苦慮するお店が多い。ビジネスマンを見習おう、と副理事長が檄を飛ばしますが、長年10〜20時という時間帯で仕事をしてきたお店ですから大変です。従業員のいるところ、いないところそれぞれなかなか取り組めない事情があります。これを何とか乗り越えて事業にたどり着くことになります。この点は前述の4店も事情は変わりません。それぞれ厳しい条件の下での取り組みになります。


[6] 動き始めた商店街版・21世紀版プロジェクトX 投稿者: 投稿日:2002-01-20 (Sun)
松原通り商店街。

新しい時代環境の中でプロジェクトXをやるのだというのが組合理事長の口癖ですが、プロジェクトXの時代には「坂の上の雲」というか、「もっと便利に」、「もっと豊かに」とモデルになるライフスタイル(例えばハリウッド映画)などがはっきりしていた時代でした。これから商店街が取り組む活性化は、個々の顧客が実現を目指している生活像のはっきりしない、モデルのない時代の取り組みになります。「坂の上の雲」ではなく、顧客の生活を見つめた取り組みが必要だということです。他にも高度成長期までのプロジェクトXと違う条件があります。当時のプロジェクトは選りすぐりの精鋭によって取り組まれたのに対して、商店街の取り組みは、街の現状ありのままからスタートしてショッピングモールに生まれ変わるということ、縁あって商店街に店を持つ一人一人が確実に変わっていかなければ実現できない、ということ。折からの景気の状況も加わり、こちらの方が二重三重、いやそれ以上に難しい事業かもしれません。

昨、土曜日は都合で協議会に出席できなかった組合員に対する説明会が開催されました。反対はありません。出席者全員、効果が出るまで時間がかかるが、最初の2,3回が勝負の分かれ目という認識で一致しました。いよいよこれから企画と予算確保がスタートします。

現在考えられている事業認識の枠組みを紹介しておきます。

※営業形態の転換(ナイトバザール)への取り組み

1.必要性
(1)組合員の業績の低迷・・・客数減・客単価減・顧客の松原商店街・個店に対する「買い物の場」としての認知度が低下している。
(2)集客努力の無効化・・・価格訴求型イベントが無力化した、集人型イベントでは業績につながらない。
(3)個店努力の限界・・一店だけの転換取り組みはこれ利上は困難・独善独断的な取り組みでは効果がない。

2.可能性
(1)ラグジュアリィニーズの高まり・・・消費の2極分化、必需品は利便性と価格が優先、堪能型ショッピングは吟味・納得が課題であることがはっきりしてきた。
(2)購買行動の変化・・・買い物行動の多様化 納得できる買い物のためなら時間・距離は二の次
(3)ファサード事業以来の転換取り組み経験・・転換に成功しており自信を持って全体を牽引していくリーダー群・店舗が育っている。
(4)その他・・隣接商店街、集客産業(温泉・旅館・飲食ゾーン)との連携

3.課 題
(1)組合員の結束・・・意義を理解した取り組みを組織できるか、組合員の高齢化、後継者難の店もある中での事業である。
(2)個店の転換努力・・イベントと平行した努力が続けられるか、スタート当初から実効が期待されるが果たしてどうか、成否は個店の「シャッターの内側」にかかっているが、努力を継続できるか。
(3)企画・・・広域商圏からお客を引きつける魅力ある企画(特にスタート時点の企画が大切)を開発できるか。
(4)予算確保・・・広域に対するアプローチにこれまで経験したイベントとは比較にならない経費を要する。必要な経費の確保ができるか。

といったところがプロジェクトの問題状況です。これから進展・変化があるたびにこのコーナーで報告していくことにします。

デフレ傾向の中で低価格路線に参入することは、商店街の各店舗が採用できる戦略ではありません。従来からの活性化の方向・方針であるラグジュアリィニーズ対応でさらに個店・モールに磨きを掛け、潜在顧客の来街範囲を拡大することが必要である、という視点からの取り組みです。

ターゲットにするニーズ、提案する時間帯などからこの企画の商圏人口は既述のように20万人を超えます。この商圏は例えば日曜日の日中ですと4分の1以下(現状)に激減します。これまでの来街・来店者数を基準にした活性化策ではやらない方がマシと言うくらい効がは上がりません。

モールへの転換による商店街活性化は、所在都市の人口規模には関係ありません。購買行動圏内の人口全てが潜在顧客です。隣接大都市の商店街も競争相手ではありません。彼らは別のことをしているからです。さらに、先行モールには試行錯誤の余裕・特権がありますが、後発にはそれが許されません。しかも「ゼノンの矢」のごとく、先行するモールを後発商店街が追いつき追い越すことは出来ないのです。

商店街の活性化にはショッピングモールへの転換が唯一の方向であること。競合都市・隣接都市より一日でも早く着手することが絶対条件であることがこのプロジェクトを通してて証明されます。他力本願で活性化(自店の繁盛)が実現できると思いこんでいる商店人、思いこんでいる振りをしている商店街もこれで言い逃れが出来なくなることでしょう。

もちろん、証明されてから立ち上がろう、などという魂胆ではまず実現は無理です。このプロジェクトを面白そうだな、と思った人は、早速取り組みをスタートすべきです。もちろんいきなりナイトバザール、というわけには行きません。取り組みの段取りはそれなりにありますから当社が伝授します。また、3月、第1回のイベントに合わせて当社が見学会を計画します。詳細はあらためて。

プロジェクトX以上の難事業かも知れませんが、道筋は見えています。やってやれないことではありません。やるかやらないか、どちらも商店街の自由ですが、個々の商店街の現時点での決心、個々の商店主の決心(決心しないという決心を含む)が街の将来を左右するということだけは、全国津々浦々の商店街、一つ残ら共通して絶対確実なことですね。

[5] 松原通の取り組み 投稿者: 投稿日:2002-01-19 (Sat)
武雄市松原通商店街振興組合では、平成14年度における年度を通した活性化への取り組みのあり方について、昨年末から丁目毎の集会、全員協議会と協議を重ねてきました。本日開催された全員協議会でその骨子が決定されました。

取り組みは、ショッピングモールの実現という基本目標の達成に向けて、5つの柱が立てられています。

1.営業形態の転換
2.個店の店づくりの転換
3.販売促進システムの転換
4.区画整理に伴う街並み整備基本構想の作成
5.他町との連携の強化
というものです。

中でも特徴的なのは、営業形態の転換。
これは毎週金、土の午後8時〜11時の間、ナイトバザール(仮称)を開催する、というものです。商圏内のお客様が気軽に商店街にショッピングに来てもらえる時間ということで考えてみたら、金、土の夜が最適だろうということで企画されました。
武雄市は人口3.5万人という小都市ですがこの時間帯ですと商圏が20万程度に広がります。これは意外な発見でした。すぐ近くにある郊外型ショッピングセンターの商圏がそのくらいですから少なくともその範囲からは来街してもらえる、ということです。郊外のSCと棲み分ける品揃えということでは、各店とも相当期間試行錯誤しており、相当自信があります。さらにこのイベント=販売促進を通じてさらに磨きをかけることになります。

もう一つのプラス面は、一昨年、ファサード事業を実施しており、店舗の内外装が県内随一と言えるくらい整備されていること。
店舗ファサードの景観では県内でファサード事業に取り組んだ商店街のなかで断然最優秀です。ファサード事業と合わせて内装および照明の改善にほぼ全店が取り組んであろ、もちろん品揃えの転換については現在も引き続いて取り組んでいます。その成果で現状でも県内有数の活気のある商店街と評価されているところです。特に夜の景観はこれがショッピングモールだ、というくらい美しい外装プラスガーデニングの個店が軒を連ねています。品揃えは全て紛れもない専門店、総合品揃えという店舗はただの一店もありません。

これまでこのような商店街がショッピング行動圏内に存在していることを武雄市内をはじめ近隣の人々にさえ十分告知しておりませんでした。これは、中身・品揃えが変わらないうちは本格的なイベントはやらない、という組合の取り決めによるものでした。今回の企画は、転換がある程度実現したこと、業績が低迷する店舗が見られること、このギャップが広がりつつあり、低迷店が個店だけの努力で繁盛店に変身していくことはこの状況の中では困難だという認識があり、そういった様々な理由でぜひ実行しなければならない時期に来ていたものです。

年末から協議を重ねてきた執行部自体、最初はそうまで乗り気ではなかったのですが、会議を重ねる毎に空気が変わり、最後には「来年度の事業としてはこれをメインとする以外考えられない」ということになりました。それでも本日の協議会での提案はおっかかなびっくり、半分くらい賛同者があれば決行する、という覚悟でしたが、ふたを開けてみたら反対はなく、やむを得ない事情が発生した場合をのぞいて全店が参加する、ということに決定しました。

ナイトバザールといえば一般にはイベント主体のようですが、この企画は、ショッピング自体をイベントとして楽しんでいただくというコンセプトです。アトラクションなどはこれから企画されますが、商店主は全員店内で得意客のショッピングおもてなし、アトラクションは別途手配することになります。
毎週、購買促進をテーマに展開するイベントですから、2番目のテーマである個店の転換、特に品揃えの改革に真剣にとりくまないと何のためのイベントか分からなくなります。また、毎週定期的に集客しますから、イヤでもこれに対応した品揃えに挑戦しなくてはなりません。良いことずくめですね。

全国的に例を見ない画期的な企画だと思いますので、これからずっとこの欄で情報を伝えていきたいと思います。また、3の事業も結構ユニークな内容を含んでいますのでいずれ紹介します。質問等がある人は、「商人塾掲示板」でどうぞ。

[4] 個店の魅力づくりと街の活性化 投稿者: 投稿日:2002-01-11 (Fri)
ご承知のとおり、意欲的な個店の支援ということで各地で個店の指導・支援が始まっています。現在行われている支援や指導のレベルで果たして個店の活性化が実現できるだろうか、ということの検討は次の機会に譲るとして、今日はこの個店の指導は全体としての商店街活性化あるいは中心市街地活性化という大事業にどのように位置付けられているか、ということ。

関係者には分かり切ったことですが、これがまったく関連づけられていません。これまでの街単位での取り組みは線的な取り組みだったから不十分だった、という反省に立って面としての取り組み中心市街地活性化が始まりました。特に中心市街地の商業機能をショッピングモールと見立てた整備という方向が打ち出されたことは画期的なことですが、一方でこの方向をふまえながら、これまで見よう見まねで商売してきた中小商をどのようなシナリオで転換させていくのか、という問題がありました。

問題意識の深いところではこのあたりについてそれぞれ対策を講じているようですが、行政の施策としても昨年から魅力ある個店づくりということが掲げられ、個店に対する指導がスタートしています。

当社はかねてから、お客の来街目的は主に個店のシャッターの内側で達成されるのだから、個店の店づくりとお客のニーズのミスマッチの解消=店づくりの転換が必要であると主張しています。
そういう意味で個店の指導が施策として取り上げられたことは大変結構なことだと思います。

しかし、現実の指導ではショッピングモールを目指した指導とかそうでなくとも、街の商業集積としての方向をふまえた転換についての指導といった方向性を持たない取り組みが多いようです。
これは問題です。

前にも書いたように街の整備と個店の活性化は中心商店街活性化を進めていく上での車の両輪です。両輪であるからには個店の指導は商店街活性化の方針をふまえ、その実現を牽引するものでなければならない。このあたりのシナリオを無視して個店の現状を前提に「転換」ではなく「改善」などを指導していたのでは、街の活性化はもちろんのこと、せっかく思い立って事業に取り組む気持ちになった個店の活性化も実現することは出来ないでしょう。

商店街立地の個店の活性化、個店単独レベルの取り組みで実現できると考えているととんでもない、間違いなく時間とコストの無駄遣いに終わります。コストはいいとしても時間は大切な寿命の一部、無駄遣いはしたくないと考えるなら、「個店の転換」こそ商店街活性化のメインテーマであり、街ぐるみ、組合ぐるみで計画的に取り組まなければならない、ということを理解すべきです。

[3] 今年の取り組み 投稿者: 投稿日:2002-01-09 (Wed)
当社が取り組む今年の中心市街地活性化事業のメインは、なんと言っても商人塾の開催と運動の普及です。
商人塾の開催は組合単位ではなかなか難しい面もありますから、中心市街地=都市単位での開催を目指します。

当社が提案するフレームでの知識や技術の修得をサボって中心商店街−中心市街地の活性化が実現できると思ったら大間違いです。絶対に実現できないと自信?を持ってよろしい。

商人塾抜きの活性化事業は、全て、予算と各人の時間をどぶに捨てるのと同じ結果をもたらします。信じられない人は、TMO関係の取り組みが始まってこの方、自分の街をはじめ全国の商店街に立地する個店がどう変わってきたか、ちょっと考えてみればすぐ分かることです。

当社の理論を採用するかどうかはともかく、理論・技術の修得という段階は中心市街地活性化を実現するために絶対に中抜きすることの出来ないところです。信じなかった人は、まもなく必ず思い知ることになります。
現在危機に瀕している店舗を放置しておいて空き店舗対策と称するお店やさんごっこにうつつを抜かすヒマはない、その分だけ確実に活性化は遅れることになります。どうして国は空き店舗対策を進めているのか?それは商店街が「街の問題点」として「空き店舗の増大」ということをアンケートで答えたから、ただそれだけの理由であり、別に補助金を活用して空き店舗が空き店舗でなくなったら商店街が活性化する、という明確な理論があってのことではありません。

また、空き店舗対策とやらに取り組んでいる皆さんも、空き店舗に用途が見つかり空き店舗でなくなることを利用して、街の活性化を実現していく、というシナリオを描けているところはきわめて少ないはず、それが出来るためには体系的な勉強が必要なのです。

買い物客の来街目的は、個々の店舗のシャッターの内側でしか達成されません。シャッターの内側の改革が必要ですが、改革に必要な知識・技術はあなたの街にはありません。よそから移入する以外方法あありませんが、皆さんのところではどのような方法を採るつもりですか?


[2] 掲示板の移設 投稿者: 投稿日:2002-01-09 (Wed)
Index上の商人塾用の掲示板標示は、下方、他の掲示板と
並べました。ここは各地の取り組みを紹介する場所、紹介
した事例をめぐる論議などは掲示板で行います。

[1] 新規設置 投稿者: 投稿日:2001-12-18 (Tue)
 このコーナーでは、商人塾の結成をはじめ、当社が提唱するモールへの転換、個店の転換の実践に向けての
各地の取り組みを紹介する予定です。
商人塾もこれまでとは構想を変更して各地の商業者有志が自立的に結成・運営していく運動体ということで、
各地の組織が連携して切磋琢磨ながら店づくり・まちづくりの成果を挙げていく、というような形になればと考え
ています。当社は縁の下の力として、なにがしかのお手伝い係。

 年が明けると福岡県内から新しい動きがはじまることと期待しています。関係の皆さんがんばってくださいね。