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批評と提言 2004  保存版


F120■中心市街地活性化再説 2004-03-20 (Sat)

 「商店街活性化とは、機能不全に陥っている物販施設である商店街を商業機能・物販施設として再生すること」
「商業視察の基本機能である物販は個々の店舗で行われところから、機能不全に陥っているのは個々の店舗であり、したがって、商店街の再生は、そこに立地する個店群の再生である」
 「物販という行為は顧客側から見れば買い物である。個店群の再生とは、個々の店舗が顧客から見た「<買い物の場>として再生することである」

 以上のようにとらえてはじめて、いわゆる商店街活性事業の様々なメニューが、何故活性化事業のメニューに入っているのか、ということが理解されるし、これらの事業が有効となるためには、これらの事業と相まって何をなすべきか、ということが理解される。
 一方、「活性化事業」が単発的に取り組まれてもはかばかしい成果をあげることが出来ない理由も自ずと明かであろう。

 商店街が活性化されるとは、突き詰めれば、そこで貨幣:流動性と商品の交換が頻繁に行われていると言うことである。これが商店街のすべての事柄に先立つ基本である。ものが売れなければ商店街では無い、のである。
 これが基本であり、絶対条件である。この条件は個々の店舗において取り組まれなければシャッターの外側ではいかんともしがたい仕事なのだ。

 こうしてみると、「活性化事業」と言われる各種の施策のほとんどは、「売り買いの場」を作りあげる、という基本目的からみれば「プラスアルファ」でしかないのだ。もちろん、絶対条件がきちんと作られていなければ、「プラスアルファ」が本当にプラスアルファになることはないのである。

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