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批評と提言 2004 保存版 |
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| 先進的というか活動的なTMOが陥りやすいところ。 TMOが担当する中心市街地のタウンマネジメントは、テナントミックスの管理を主体としたショッピングセンターのルーティーンマネジメントではありません。 TMOが当面取り組むべきタウン・マネジメントとは、「ショッピングモールへの転換」のマネジメントであり、これは「イノベーション過程」のマネジメントですから、既存のショッピングセンターのマネジメントとは根本的に違います。ここを誤解してテナントミックス=ショッピングセンターの得意技、SC関係者(たとえばコンサルタント、たとえば店長経験者)を招聘すれば何とかなる、などと考えるととんでもないことになります。 彼らは、中心市街地に立地する百貨店、ファッションビル、商店街などの売り場・個店の転換などを手がけたことは一度もないはず、そういうスキルを持っていると期待することは出来ません(個人的にそう言う資質を持った人はいるでしょうが)。 日本型GMS=量販百貨店のマネジメントノウハウなどを持ち込まれては一大事、出来ることが出来なくなってしまいます。 このあたり、「魅力ある個店づくり」と並んで、ショッピングモールへの転換の障碍になりかねない「誤った路線」ですからね。 一見、正しい手法のように見えますから特にご注意あれ。 中心市街地のタウンマネジメントは、中心市街地の計画的転換、すなわち中心市街地の「革新」プロセスのマネジメントであり、この過程をマネジメントするのは容易なことではありません。 TMOの皆さんは、おそらく、どのようなスキルが必要かということも積み上げられないと思います。 とりあえず、基本計画〜TMO構想段階で「ショッピングモールへの転換」を自力で打ち出せなかったところは、TMOの現状に関わらず、「転換」=「中心市街地イノベーション」のプロセスについては外部の指導・支援を受けるべきだと思います。 指導者として適任者を見つけだすのが大変だと思いますが。 中心市街地のマネジメントとは、イノベーション・マネジメント、そんじょそこらのマネジメントとは中味が大違いだということはしっかり理解しておきましょう。 それから、「計画は一人で作る」というのはきちんと守らないとだめ、「みんなで作った」からといって計画の内容をみんなが理解していることにはなりませんからね。 参加者は何しろ自分たちで作ったわけですから、まさか内容を理解していないとは誰も思いませんから、きちんと理解していなくてもいまさら説明してもらえません。 こういう人たちが商店街の皆さんに計画を説明しても、自分自身が理解していないわけですから説得力がない。結局、せっかくの計画も「作っただけ」で終わってしまうことになる。 他方、委託して「一人で作った計画」は、関係者に理解してもらってはじめて計画として機能することが分かっていますから、関係者に理解してもらう、作成段階で気が付かなかった個所などが指摘されると早速訂正できる、ということで、説明〜理解〜意見表明〜改善というプロセスで計画が「自分たちの計画」になります。 このあたりは、マジ、気をつけないと将来にわたってずうっと同じ轍を踏むことになりかねません。 |
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