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FLASH NOTE 2003 保存版 |
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| 当社は、かねてから中心商店街の活性化の実現に向けて役割を分担していうr商店街・TMO(商工会議所)・行政の三者が共通の土俵にたって役割を分担していくことが不可欠であると提唱してきました。もちろんこのことは制度的には『中心市街地活性化基本計画』〜『TMO構想&実施計画』〜『行動計画』という計画のシステムで実現するように構成されています。 しかしながら、実際の取り組みではそれぞれ計画に基づいて取り組んでいながらまとまりが無く、事業相互の「相乗効果」を発揮でき図、結果的に事業は進捗しても活性化の見込みは全くたたないというところが多くなっています。 どうしてか。 これは、端的にいえば、『計画』の体系に背骨が入っていない、ということが原因です。背骨とは何か? 基本計画に掲げられているはずの「ソフト&ハードの事業を一体的に推進して実現を目指す目標(以下一体的推進の目標」」のことです。 中心市街地活性化は、都市の様々の資源を多方面に渡って活用し、時間と費用をかけて取り組む総合的な都市再生の事業です。あれこれの事業に単発・散発的に取り組んで実現できるものではありません。「一体的推進の目標」を明確に掲げ、関係するあらゆる分野の仕事がその実現を目標に計画され、達成されることが必要です。ところが多くの事例ではこの「一体的推進の目標」にきわめて抽象的な「スローガン」が羅列されているだけ、とうてい、「これを実現すれば中心商店街〜中心市街地が活性化する」と関係者すべてが納得できる目標が掲げられていません。 こんなことで目的が実現できるほど中心市街地を取り巻く状況は簡単なものではありません。 中心市街地活性化がうまくいかないのは、表面的には三者の取り組みがうまく組み合わされていない、ということが原因のようですが、その奥には「諸計画を貫く目標が無い」と言うことが隠れています。さらにその原因を探ると、もっと深く大きな問題が潜んでいます。 第一に、中心商店街(市街地)活性化を実現するために必要な理論・知識を準備しないまま事業につっこんでいったこと。 これは大問題です。全国の都市の中心市街地において空洞化が進む中での取り組みですから、空洞化の原因を理解し、進展する環境変化の中で活性化を実現する方向を決定し、方法を案出する、という作業を行うには、状況を読み解き・目標を設定し・行動を導く「理論」が必要であることは言うまでもありません。このサイトの常連のみなさんにはすでによくおわかりのことと思います。 全国ほとんどの都市の取り組みは、このような理論の装備が無いまま、さらにいえば理論装備の必要性さえ自覚されないままで計画され実践されているものがほとんどですから、これで活性化が実現出来るはずがありません。全国の「取り組めど成果の挙がらない」活性化の原因は、適切な「一体的推進の目標」を共有しその実現に向けて多岐に渡る各種の事業を構成していく、という当たり前の段取りが出来ていないからです。 このことが示しているのは、以上のような指摘が該当する都市では都市の将来を左右するような問題について、周到な準備をすることなく、見かけ上適当な計画を作って、後先も考えずに事業につっこんでいく「習性」がある、と言うことです。この全国横並び時代に都市が身につけた習性は、自覚され・修正されない限り、都市経営のあらゆる方面に出てくる可能性がありますね。 当社が、都市経営という課題における中心市街地活性化の重要性を主張する根拠には、具体的な都市経営上の課題としての活性化の実現のみならず、活性化の仕事を通してこれからの都市経営に不可欠の「仮説〜実践〜評価」のサイクルを回していく基本的な要件を整備・充実させる、というもう一段高いレベルの目標があるからです。 これからの都市経営には、行政・各種民間組織・市民という三位一体の取り組みが必要ですが、新しい取り組みのスタートであり将来を左右するのが「中心市街地活性化」への取り組みだと思います。 こうして改めて考えてみれば、中心市街地の活性化を実現するために必要な理論の修得、関係する三者が理論を共有する=計画〜実施〜評価という全課程を動かしていく理論を共通しておくことの重要性は明らかです。 同時に、「理論無き計画・実践」を当たり前のことと考える風潮の中で理論修得の取り組みを作り上げていくことの難しさも理解されるところです。しかし、取り組みが全国的に息詰まっている今日、全国の取り組みに共通している「理論の不備」を解決しない限り、活性化実現への道を切り開くことは不可能です。 まずは関係者をその気にさせる、という仕事から始まる、恐ろしく時間のかかりそうな仕事ですが、実際にやってみるとそんなにむずかしいことではありません。全国の実状が「理論無しでは一歩も進めない」ことを証明していますからね。 他方、「理論の共有化」に向けた取り組みを始めている都市がいくつか出現しています。それらの都市では現状の問題は他の都市とさして変わりませんが、将来に希望があります。 理論を共有することで、縦・横の連携も改めて円滑に機能するようになり、計画の見直しや組織の改編などのめどがあってくるからです。こういう先進的な事例の成果を見守ることも一つの方法ですが、街の状況はその時間を与えてくれません。 一日も早く「理論の共有」への取り組みをスタートするべきであり、そのためにはそれなりのシナリオが必要です。 とりあえず、このような取り組みを提唱しているのは当社だけ、当社は「都市の現状からスタートして理論の共有化を実現する」シナリオを作ることにそれなりの経験を持っている全国唯一の支援組織だと思います。 当社が提唱する活性化への道およびその理論について共感される人がとるべき行動、まずは当社を訪問、シナリオの共同制作を目指す段取りを協議することだと思いますが、如何でしょうか。 |
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