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FLASH NOTE 2002/09-10 保存版 |
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| 臨時国会が始まったが与野党とも相変わらずぴりっとしませんね。未曾有の経済情勢だというのに、打つ手と言えば不良債権処理ワンパターンです。いったい、不良債権というのはどうして発生したのか? 不良債権発生の原因が既に過去のものとなっているのなら、不良債権を処理すれば新しい地平が開けてくることが期待できるかもしれません。しかし、不良債権が発生するメカニズムが産業・経済の実態に今なお残っているとすれば、不良債権の処理が新しい経済構造へのスタートになると言うことは期待できないということになります。 既に何度も述べているように、不良債権は結果であって原因ではありません。原因が別のところにあり、それに手がつけられない以上、不良債権は処理しても処理しても発生してくるのです。 さらに政府は、不良債権を処理すれば金融機能が回復して民間に資金が行き渡り産業が再生する、と言いますがそんなことは全然期待できません。そういうシナリオは描けないのです。 産業再生とは何か? それは消費者・生活者の生活を充実させる、堪能するための材料を提供する仕組みを作り上げることです。新産業の登場ではなく、既存産業が新しいニーズに対応する方向で再生することであり、これまでの企業のありかた・営業・店づくりを顧客志向で作り替えること、つまりラグジュアリィ志向に針路を取ることこそが、産業再生の唯一の方向なのです。業種を問わず国内中小零細企業が生き残り繁栄していくためには他の方法はありません。幸い我が国には他の国では一部特権階級しか堪能できないラグジュアリィニーズがほとんどの階層に行き渡っています。この新しく育ってきたニーズに対応する方向で消費財産業が大きく転進出来れば新しい繁栄が生まれます。これはあらゆる産業に波及します。 新しく生まれることが期待されている産業が在来産業の整理から生まれる雇用不足を吸収することは出来ません。やはり従来型産業が針路を転換することで、現有人材そのままで新しい顧客ニーズへの対応に挑戦することが唯一我が国経済再生のシナリオなのです。 なにやら商店街活性化に似ていますね? その通りです。商店街とりわけ中心商店街が新しい買い物の場となること、そういう商品・サービスが商店街に向けてあらゆる業界から提供されること、こういう条件を創り出すことが必要になっています。このような展望が見えてはじめて本当の意味での不良債権の処理が可能であり、処理が新しい金融機能の活性化につながっていきます。けして逆ではありません。 政府は、不良債権処理=不良債権スパイラルを助長する政策をすっぱりやめて、中心商店街を供給窓口とする新しい消費産業の再生に全力投球しなければならない。 中心商店街の活性化、中小零細商業者の延命策ではなく、日本経済活性化の切り札である、ということに一日も早く気付くべき。 金融再生か中心商店街再生か?、日本政府かクオールエイドか? さて、正しいのはどちらでしょう(笑) と笑いごとではありませんね。 肝心の商店街の皆さんが明日もしれない暗闇のなかで黙然と座り込みてこでも動くまい、と言うことですから・・・。 |
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