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FLASH NOTE 2002/06-08 保存版


F064■TMOは各商店街の行動計画作りを支援せよ Date: 2002-07-25 (Thu)

 基本計画はあくまでも基本計画、全体の目的・目標と中心市街地全域にわたって網羅的な目標と事業が列挙されている、というのが通常のパターンでしょう。一方、TMO計画はと言えば、諸事業のうちTMO事業に該当するものについて個別の実施計画が作られている、という性格のものです。

 この二つで中心市街地、とりわけ商店街を活性化していくというのは余りにも楽観的です。

 買い物客の商店街への来街目的は、究極、各個店の内部=買い物の場で果たされます。このことに疑問の余地はまったくありません。商店街が衰退していると言うことは、個々の買い物の場が衰退していること、お客からみて自分が買い物の場として利用するに値する機能特に品揃えが出来ていない、と言うことです。
 お客は商店街に、お金と商品を交換するためにやってきます。買い物の場も商品も有り余っている今日、この交換は本当にシビアな基準で行われることは、自分がショッピングに行ったときのことを考えれば疑う余地はありません。

 街区の景観やコミュニティ施設等々、TMOが取り組む事業で買い物の場=個店のシャッターの内側が改革される、お客が入りたくなる・買いたくなる・また行きたいと思う、そういうショッピングの場所へ変わりますか? 

 変わりませんよね。それでは商店街活性化の最初にして最後の課題、個店の活性化=店づくりの転換はどうやって実現するつもりですか?

 商店街を振り返ってみると、街中を「買い物の場」として充実させる、自分らしい生活を楽しみたいと考える人たちがショッピングを楽しむ場所へと転換していく、というまちづくりが計画されたことは一度もありませんでした。いつもハード事業か、イのント、あるいはスタンプと言うようにショッピングの周辺条件は整備はたしかに取り組まれましたが、肝心の「来街目的」の整備は「個店の問題」として放置されてきました。

 ご承知のとおり、東京に本社を置き、数十年にわたって学卒者を採用してきた大手小売業が軒並み業績不振にあえぐ時代です。いっちゃなんですが、皆さんの商店街で「自助努力」で繁盛店を作ることが出来る人は、大変少ないはずです。達人を見よう見まねして繁盛店を作る、というのは不可能な時代環境である、ということも当たり前の知識。

 この時期、真っ先に取り組まなければいけないのは、商店街ぐるみでの「買い物の場」づくりの行動計画作りです。これまで商店街には個別事業の計画はあっても、お客からみた「買い物の場」としての総合的な魅力作りを自分たちの行動で作りあげていく、という計画はありませんでした。
 3カ年位のスパンで現状ありのままの街の実態から出発して、繁盛店が続出する、ハッキリと活性化への展望が見える、というところまでを照準して街ぐるみの行動をスタートさせるべきです。まずは行動計画作り、この作業のなかで徹底して新しい店づくりについて知識・技術を修得する、計画が出来上がった時点ではそれぞれが自店の取り組む方向・方法がしっかり理解されているという状況を創り出すことが必要です。

 いかがですか、この計画〜仕事を抜きにして皆さんの商店街の活性化、実現出来るとは思えないでしょ?

 3カ年の行動計画の分野・年度ごとの内容についてはさっそく当サイトで提案します。当社にとっては既に指導経験のある分野です。

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