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FLASH NOTE 2002/02


F048■中心商店街の核  Date: 2002-02-13 (Wed)

 再開発事業などで設置された中心市街地内の商業施設。量販百貨店が核となっていたが業績不振で撤退、その店舗を行政が取得する、というケースが出始めている。

 なんと言っても中心市街地の各店舗であり、これが抜けることは地元にとって大変影響が大きいと考えられやすい。中心市街地全体の商業活性化のためにも各店舗は存続させなければならない、という理由であろう。

 確かに核店舗の撤退でくだんの商業ビルの集客には相当影響が出ていることだろう。しかし、中心商店街に着いてはどうだろうか?
立地にもよるが、以外に影響は無かったのではないか。というよりもむしろ核店舗が競合に敗北した郊外型ショッピングセンターの影響で核店舗の撤退以前から商店街の来街客は激減しており、核店舗の撤退はそれほど影響がなかった、ということではないだろうか。

 いずれにせよ、核店舗であった量販百貨店の店舗を行政が取得していったい何をしようと云うのだろうか?
量販百貨店は中心商店街の核にはなり得ない業態である。量販百貨店は同種の店舗が核になっている郊外型SCに勝ち目はないのである。

 このような理屈を知らないと取得した売場に別の量販百貨店を誘致する、というアイデアが出そうである。しかし、このアイデアはまず誰からも相手にされない公算が強い。また、条件次第で誘致に応じる量販百貨店が有ったとしても、それは中心市街地の商業集積全体の核としてはまったく不似合いであり、郊外型SCとの集積間競争という局面では何の役割も果たすことはない、ということは覚悟しておくべきである。

 中心商店街の活性化は、地元既存の商店群を中心としたショッピングモールへの転換以外に方法は無い。核店舗跡地の取得、量販百貨店の誘致がショッピングモール形成にどれだけ寄与するか、良く検討してみることが必要である。そういう意欲と予算があるならば商店街のモールへの転換、とりわけ各個店の品揃えの転換というリスクを伴う取り組みを助成した方がどれだけ趣旨にかなうことか。

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