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FLASH NOTE 2001 保存版


F044■ 商店街のイベント  Date: 2001-12-18 (Tue)

   武雄市の中心商店街、松原通商店街ではここ2年ほどイベント、アトラクションらしいことへの取り組みを自制してきた。これは全体としての店舗のレベルがイベントに取り組み、かつ、その成果を確保するところに達していないと判断されたからだ。2年経って現状はどうかといえばまだまだ不十分なところが目に付く。しかし、水準以上の店舗が増えてきたこと、反面このままでは沈没しそうな店舗があること、経験上スケジュール的な目標があると転換に取り組みやすいこと、などの諸要因をふまえて来年からいよいよ満を持してイベントに取り組むことになる。これは「ショッピング自体がイベントであり、そのために商店街に出かけてくることがイベントである」、そうでなければならない、という視点で取り組まれる。具体的には3月はじめから金・土の夜に「夜のショッピングチャンス」を提供するもの。shopping=shop+ing=ショップすること。ウインドショッピング、下見、ひやかし、買い物等々で出かけてくる人たちに来街目的に応じたもてなしを提供する、というものである。

   商店街は2年前に佐賀県の補助事業を活用して県・市の補助金を得て「統一イメージによるファサード整備」を実施した。この事業と平行して各店は「品揃えの転換」に取り組み、事業の竣工と同時に「モールへの転換」をスタートさせている。時々このコーナーで紹介する専門店は全てこの商店街に立地している。幸いこの時期にも「進路は間違いない」、「業績が上がらないのは自分の店づくりが不十分だから」と多くの組合員が試行錯誤を続けている。なかには創業以来今が最高の業績、というケーキ屋があったりする。 当社の主張もこの商店街との共同製作といった方がよいものばかりである。

   イベントの模様は企画・準備段階から逐次この欄で報告していくが、まず他の商店街と違うところは、上に書いたようにショッピング=イベントという認識が基本にあること。したがって、〇〇セールというのはあり得ません、全部〇〇ショッピングということになります。これだけでも取り組みが全然違ってくる。だってセールは自店の都合、ショッピングはお客の都合ですからね。テーマを変えるだけで見方・考え方ががらりと変わることになる。もちろん企画も変わらないとショッピングが実現しない=イベントにならない。

    イベントの企画はこれからだが、基本として、通常8時閉店のところを11時まで営業する、自店の得意客に対して品揃えの提案を軸にもてなしを企画してDMで案内する、通りの得意客は自店の潜在得意客ということで当日時間内の来店客は全て得意客と同様のもてなしをする、ということは決まっている。その他はこれから販促委員会を中心に企画される。決定次第逐次報告していきたい。

   皆さんの参考になれば幸いだが、この企画、それなりの店づくりの蓄積が先行していないと効果が期待できない。なるほど、いい話を聞いた、と何の準備も無しに飛びつくと寂し〜い結末になってしまうから要注意。この商店街は当社の理論がまだ私の思いつきだった頃に当時の理事長がいち早く、「これからはこの理論でやっていく」と宣言、広域診断・活性化構想から基本計画まで「モルへの転換」一色で作成、現在計画を実践中という世にも珍しい商店街なのである。今でこそ視察に来たり、ここに続いて転換を目指すと言う商店街が出てきたが、何しろ、郊外SC全盛期がはじまろうかという時期にこれからは商店街だ、ということで「モールへの転換」の実践を始めた。

   松原通の話はきりがないのでこれぐらいにしておくが、この街を見て「商店街の可能性」をあらためて認識する関係者は結構多くなっている。皆さんも是非機会を作って「モールへの転換」の実態を実際に確認されることをおすすめする。

希望される場合は次のところに電話で連絡を。
09544-22-4936 バッグショップ サム
松原通商店街振興組合 志久理事長
もちろん、武雄は温泉地ですから温泉は入れます。ただし、たぶん夜も組合が研修を企画するでしょうね。


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