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FLASH NOTE 2001.08 保存版


F018■Webビジネスの盲点=チャンス Date: 2001-08-04 (Sat)  

   昔はよかった、ネットサーフィンなんて言う言葉があり、MSのWhere do you waont to go today? などというフレーズががまかり通っていたのだから。ネットバブルの崩壊が言われる最近は、様変わりという言葉が一番ぴったりですね。もはや課題はサ−フィンでも検索でもない、いつも言っているようにリアルからのダイレクトアクセス=バイネームアクセスあるいはワンクリックアクセスという道を如何に確保するか、ということに知恵を絞らないといけなくなっている。もちろん一度アクセスしてもらえばブックマーキングされれば次からはOKだ。問題はまずファーストアクセスの確保。考えられることは、リアルでの口コミ、メール(マガ含む)での紹介、パブリックによる告知などさまざまであるが、ここにきて俄然、大切になってきたのは、リアルでのURLのやりとり。あるいは検索マシーンを利用した簡便なアクセス方法の確立である。これは今後大変重要になってくることは間違いない。

   まず、特定の検索マシーンを指定し、検索するキーワードを特定して検索すればはっきりわかりやすく、当該ホームページが引っかかってくる、という仕組みを作ることである。例えば、yahooで「クオールエイド」を検索してもらえば、当社のホームページが、当社のホームページだけが立ち上がる。
 このように指定したマシーンで検索すれば、当該ページがオンリーワンで飛び出てくることが望ましい。そのためには、リアルでの社名あるいはホームページのアナログの名称に十分留意しなければならない。

   もう一つの留意事項は、この名称がデジタル、アナログ双方で間違いなく伝達しやすいということ。当社の「クオールエイド」はその意味では落第。
電話で伝えてもまず一度で理解されることがない。間違って伝われば検索打ち込みも当然間違ったままになるから、アクセスは不能ということになる。わかりやすく発音しやすく他に余り無い名前、というようにリアルでの命名もWebを意識することが必要になってきている。

   以上はテクニックの問題だが、次は本論で「デスティネーション」、来訪目的・クリック目的の確立である。あなたのサイトをクリックするとき、訪問者はいったいなにを期待しているのか?ということをしっかり理解しておくこと。これも昔はよかった、ネット中をいろんな人がサーフィンしているから中にはうちのサイトが気に入る人もいるだろう、とかいいながら自分の好みで一所懸命サイトを作った。だが、サイトは来てもらいたい人に来てもらい、カウンターが回ってナンボの世界である。とするならこれはやはり、当サイトは、誰がなにを求めて来訪するのに適したところとして作るのか、ということをきちんと考え、来訪目的に対応したコンテンツを作り、相応の編集をしなければならない。この話になるとソフトハウスさんの営業妨害みたいだけどデジタル技術以前の問題だよね。話はちょいとずれるけど、最近ソフトハウスに持ち込まれる案件って第4世代サイトとか言われていて、クライアントさんが目的意識を明確にもっているものがほとんどになってきた(中にはトンデモの例外もあるけど)。この要求を仕様書にまとめる仕事というのがキーになるわけだが、ここははっきり、デジタル以前の問題であり、ソフトハウスに来る前に決定して来なければいけないことです。このあたり、これまではうやむやで来てたけど今後は中小企業でもキッチリ要求仕様を出してもらう−システム設計−構築−アウトプットチェックというフローをそれぞれきちんと契約することになって行くことでしょうね。

   さて、本論にもどって。
課題はサイトのデスティネーションをどう作りあげ,どう維持するか、ということですが、これってアナログ・モルタルの来店目的=店づくりとまったく同じ理屈になりますね。興味のある人は「資料庫」を探してみるとモルタルの店づくりに関する話・ノウハウがそこら中にあります。是非サイトづくりに応用していただきたい。当社のノウハウは資料庫に入っていても生ものです。

   モルタルワールドの店づくり=マーケティングの技術をWebに応用していく場合、気を付けなければいけないのは、リアルのマーケティングってそのことごとくがもはや使い物にならない、という状況に陥っている、ということ。下手なマーケティング理論なんかを丸かじりして応用したり何かすると大やけどすることになるから気を付けなくっちゃ。
 本当は、こういう人たちにサイトを来訪してもらいたい、という顧客像をプロファイリングというか、逆プロファイリングというかしてですね、この人たちの生活の全体像を描き、彼or彼女がPCに向かって座る動機からはじめてあなたのサイトにクリックインするに至る全過程をシナリオ化しなければならない。彼or/and彼女のネット活動の目的地としてあなたのサイトがある、そのような目的地・来訪地としての性格を備えることがこれからのモームページづくりの基本となる。ものを売りたいサイトは、売りたい商品にプライスカードを付けて並べて置けば売れる、というものではない。AIDMAとかAIDCAというようなショッピング行動分析があったけど、なにを使うかはともかく、シナリオに出てくるバーチャルデスティねーションを実現することが課題。

  クオールリンクのプロジェクトでは、このあたりは常識以前の問題。われわれはリアル企業の目的達成=収益の確保という問題の解決にインターネットというルートを利用してどのような貢献が出来るのか、ということを考えるところから全てがスタートする。始めにマーケットプレイス有りとか、モール有りとかいうのではお話にならない、その点、プロジェクトはこの間良い経験をいくつかしました。

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