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C111 中心市街地活性化の戦略課題
◆問題の所在

 「基本課題」でも述べたように、中心市街地の活性化を推進するにあたって、もっとも緊急かつ重要な課題は、「都市の」といわれる「商店街群の活性化」であることはいうまでもありません。
ここでは商店街の活性化=「ショッピングモールへの転換」について、アウトラインを述べます。

@中心商店街の活性化へのアプローチについては、平成12年に出された中小企業庁の『TMOマニュアルQ&A』などで“中心市街地の商業全体を「一個の「ショッピングモール」と見立てて、テナントミックスの充実、景観整備、核施設の設置等の施策を講じる”という方向が提言されています。
 「ショッピングモールへの転換」は、中心市街地活性化の鍵を握る中心商店街の賦活に向けた起死回生の最終方針であり、『中心市街地活性化法』の改正を受けて新しく作られる『中心市街地活性化基本計画』においては、その成否を左右するもっとも重要な課題です。

Aしかしながら、中心市街地の商業全体が一体となって作り上げるべきとされている、「ショッピングモール」とはいったいどのような商業機能を意味するのか、余りあまり論議されて来ませんでした。国が「ショッピングモールとしての再構築」を提案していることさえ理解しているところはすくなかったのではないでしょうか。
これまでに作られた『中心市街地活性化基本計画』をみても、「ショッピングモール」を「市街地の整備改善」と「商業等の活性化」という両面にわたる事業群を駆使して実現する「一体的推進の目標」として掲げている例は少なかったはずです。実はここにこれまでの取り組みが成果を挙げられなかった原因が潜んでいるのです。
 皆さんの『基本計画』ではどう取り扱われていたでしょうか。

B中心市街地活性化、とりわけ「商業の活性化」を構想する上で重要なことは、「もの余り」「店あまり」という環境において、中心市街地の商業機能が果たすべき役割は一体何なのか、「郊外型商業」全盛という時代環境において、中心市街地の商業はどのようなポジションを取れば「商業機能」として存続繁栄できるのか?
 国はその一つの方向として「ショッピングモールとしての再構築」を提案していたわけですが、誠に残念なことに、この提案の意義を理解するところはきわめて少なかったようです。
当社は、あらためてこの「ショッピングモールとしての再構築」を中心市街地の「商業の活性化」の基本目標とするべきである、と提案するものです。

Cとはいえ、現下の状況は、「ショッピングモールとはどのような性格の商業集積なのか、商店街がモールへ転換するということは、街の何をどのように変えていくことなのか、といった基本的な知識さえ共有されておりません。
あらためて「中心市街地の商業の活性化」の目標として、「ショッピングモールとしての再構築」を掲げるにあたっては、「ショッピングモール」の理解を共有することからスタートすることになります。大変迂遠な道のようですが、地元の皆さんの自助努力を中心にした活性化の実現は、この方向・方法以外には有り得ないと思います。

D取り組みは、現在ありのままの実状からスタートし、個店レベル、街区レベル、全体レベルの事業群を並行して、漸進的・段階的に推進することになります。

◆戦略課題

※なぜショッピングモールへの転換が最終方針であるのか
※ショッピングモールとは何か

※その商業集積としての特徴はどこにあるのか

※商店街がモールに転換するとはどのようなことか
※実現に必要な作業はどのようなものか
、などなど・・・


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