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  業種別経営講習会in奄美大島
Date: 2010-07-29 (Thu)
 鹿児島県商工会連合会主催。奄美大島商工会の小売り・サービス業の会員さんを対象に
『中元商戦・即効性ある売り場づくり』
について2時間。

1.地域小売り・サービス業活性化への根本問題
2.販売促進から購買促進へ
3.即効性ある売り場づくり
4.売り場づくりから店づくりへ
5.繁盛店づくり、スタートはここから
という内容です。

スタートはここから:
1.ファサードの修景
2.店頭スペースの整備
3.テーブル。椅子の設置
4.戦略的POPの改革

4.は新しい手法で、それぞれの店舗で戦略的な位置にあるPOPを選定、仮説~試行法で改革し、その成果を各POP〜店づくりに波及するというもの。
従来は、3までは同じですがそれ以降は参加者が自主的に店内で問題を発見して改革に取り組む、としていました。
新しい方法は、“グループで取り組む各個店の繁盛店づくり”というテーマによりいっそう対応するものです。
 今年度の個店経営研修事業への採用を検討しています。

 受講された皆さんには、途中で何回も質問が出るなど、終始熱心に受講していただきました。
最後に“個店経営研修事業”の紹介をしました。
この講習会全体が同事業のオリエンテーションのようなもの、終了後のお話では、商工会として取り組みを検討するそうです。

 個店経営研修事業、皆さんの商店街ではどう仕様としておられますか?
8月3日募集開始、地区ごと先着順と聞いていますが・・・。



  商業理論の不在がもたらしていること
Date: 2010-07-28 (Wed)
 後ほどアップします。

  専門家選定能力は大丈夫?
Date: 2010-07-27 (Tue)
 6月下旬、内閣府地域活性化推進本部による認定中心市街地活性化基本計画の推進のフォローアップの状況に関する報告が公開されました。

 昨年、20年度分が公開されたとき、当社はその分析を行っています。さらに、それを踏まえて取り組みの支援指導にあたる「専門家」についても考察しました。

特に、中心市街地活性化、とりわけ中核課題である商店街の活性化が一向に進展しないのは、計画の作成から実施段階まで、指導支援に当たる「専門家」の能力に問題があるからだ、として、専門家を招聘するにあたっては、「選定能力」を高めることが重要だと指摘しました。
以下、再掲します。
指摘している専門家の実態は、今日も依然として続いています。
ということは、中心市街地の状況は悪化することはあってもけして活性化の実現に接近することはない、ということになりますが、あなたの中心市街地は如何でしょうか?

********************************* 
Date: 2009-04-06 (Mon)

 中心市街地活性化をはじめ、都市が直面している様々な問題の解決には専門家の参画が必要とされ、いわゆる学識経験者・プランナー・タウンマネージャーなど専門家が招聘されることが通常です。

 さて、招聘する専門家に期待していることは何でしょうか?
いうまでもなく、解決しようとしている問題の解決に貢献してくれること、ですね。さらにその貢献の内容としては、中心市街地・商店街活性化という問題について
@問題解決策の案出の支援
A問題解決プロセスの支援
という大別・二つの異なるレベルの作業についての支援です。

 招聘しようとする専門家はこれらの作業の支援が出来る能力を持っていることが必要です。その能力とは、
@問題が起きている領域についての専門的な知識・技術と
AAを活用して問題解決策を案出する能力 と
B関係者に問題解決策を売り込み、その気にさせる能力
に分けることが出来ます。

 一般化すると、@専門的な知識、A推理能力、B統率力ということですね。

 中心市街地・商店街活性化など、「都市経営」上の問題の特徴は、
@利害関係者が多く、かつ、利害の内容が多様である
A関係者に共通する「価値」が存在しない
ということで、これは企業やNPOなどとは大きく異なるところですね。このことを理解していない場合、企業経営や既存組織あるいはNPOの経験者などが中心市街地活性化の音頭を取れるかというと、それは?です。

 さて、中心市街地活性化という問題情況では、関係者の利害の多様性ということから「合意形成」という課題が存在するわけですが、これについても「専門家」の支援が期待されます。

 合意形成における専門家の仕事は、
@問題の定義を共有する
A解決策を決定する
B組織を編成する
という「合意形成の三段階」をリードすることですが、その前提となるのが「専門的な知識」です。

 上述したように、中心市街地活性化の支援者として招聘される専門家は、
@中心市街地活性化の実現に必要な知識・技術
A応用能力
B統率力
が必要ですが、なかでも問題は「中心市街地活性化に必要な知識」です。これは、装備しているだけではなく、必要により関係者に修得させなければならない。合意・統率の基盤ですからね。
したがって、専門家は、
@知識技術を持っており かつ、
Aそれらを関係者に共有させる
能力を有していなければならない。

 特に、中心市街地・商業の活性化という問題領域では、
@従来から蓄積されてきた知識・技術・経験に基づく取り組みが成果を挙げられない
A問題情況は悪化するばかり
というなかでの取り組みが一般的であり、専門家の作業は相当なものになります。一から組み立てるのではコストパフォーマンスが成立しません。

 という状況が、中心市街地・商業活性化における「専門家」が直面している状況です。

 この状況において、専門家は何をしているか?

 ということが問題でありまして、だれにとっての問題かと言えば、もちろん、関係者全体にとっての喫緊の問題です。

 このところ毎日のように取り上げているように、多くの都市の中心市街地・商店街活性化の取り組みは、「歩行者通行量」や「空店舗」という「対症療法的問題設定」、すなわち

@歩行者が減っている・・・歩行者を増やそう
 居住者を増やそう・・・・マンションを建てる
 来街者を増やそう・・・・来街目的を増やす

A空地空店舗が増えている・空地空店舗を減らそう
 空地を減らそう・・・・・建物を建てよう
 空店舗を減らそう・・・・使用者を招聘しよう

 つまり、何故通行量が減ったのか、何故空地空店舗が発生しているのか、という原因には遡及しない、現に目に見えていることに反応するという、つまり、「対症療法」に終始しています。

 せっかく専門家を招聘しておきながらどうしてこういう羽目に陥るのか?

@招聘した専門家の能力がそのレベルだった
A専門家が面倒くさがって、現場の要望のレベルに合わせた
という可能性が考えられます。
どちらの場合も、専門家の仕事は、関係者の空気を読み「落としどころ」を作って提案するという役割で、専門家=発声者ですね。

 専門家が本来果たすべき役割を果たせないことのツケは、その原因が何であれ、やがては招聘した側に帰結するのでありまして、専門家はある日、契約期間が終了して現場を去ればそれでおしまい。
後は地元で取り繕う以外にありませんが、さて、気を取り直してもう一度トライできるでしょうか。トライするとしていったい何をどこからどうやり直したらよいものでしょうか。

 といった問題にこれから否応なく直面していくことになるわけですが、フォローアップ作業などを見ていますと、今さらながらに“専門家選定の重要性”が痛感されるのでありまして、同時に専門家の選定に関わる都市側の基礎体力のあり方が懸念されるところです。

 フォローアップ作業が一段落したこの時期、従来的な対症療法からの脱却が喫緊の解題であり、これは特に現場常駐の専門家・タウンマネージャーさんの活躍が期待されるところですが、実態はさてどうでしょうか。
引用終わり****************************

念のために再言しますと、以上は昨年のフォローアップ時点の記事であり、今年のものではありません。
昨年、上記の指摘を行ってから今日まで改善措置が取られたかどうか。漫然と記事を読み流した人の中心市街地では状況はさらに悪化しているはずです。

 他方、「専門家の能力のミスマッチ」という問題を関係各方面で共有することが出来た都市は、しかるべき是正措置を講じています。当社が知る限り、少なくとも一つの都市で基本計画の見なおし作業に於いて「専門家の選定」に従来では考えられない方法が採用されています。

 今年度の内閣府の報告では「基本計画の見直し」が推奨されています。ご承知のとおり。
もちろん、“どのレベルで見直すのか”という問題がありまして、例えば数値目標についていえば、
@数値目標を達成状況に合わせて下方修正する、というのも見直しですし、
A理論武装をやり直し、その上で目標を設定し直す
という見直しもあります。

 いずれにせよ、「専門家」の指導支援を仰ぐことになると思いますが、今度こそは選定作業を適切にしないと、計画期間の経過からももはや後がありません。
手っ取り早いのは、選定について当社のアドバイスを受けることですが、「その気に」なれるかどうか、あなたの能力=胆力が問われているのかも知れません。

  目標としての「通行量」と基本計画の挫折
Date: 2010-07-26 (Mon)
 一般に「指標」とは、対象と相関があり、それをみることで対象の指標に関わる状態を識別することが出来るもののことです。indexですね。
逆に言えば、そういう対象とそういう関係にあるものしか指標として使うことは出来ません。もしそういう関係に無いものを指標として使うととんでもない結果を引き起こす可能性があります。

 温度計の目盛りは典型的な「指標」です。温度との対応が科学的に関連付けられた水銀柱の高さ=数値を読むことで温度を測定することが出来ます。
“温度計をみれば温度が分かる”というのが温度とその指標との関係です。

 さて、ご承知のとおり、中心市街地活性化の取り組みに於いて、商業の活性化の達成指標を「通行量」としている都市がたくさんあります。
 “商店街活性化の取り組みにおいて、通行量を指標にする”ことは何を意味しているのでしょうか?
温度計の水銀柱の高さが示す数値が温度を示していることは科学的な手続きで証明されています。というか、科学的な手続きを経て温度の指標として温度計が作られています。

 一方、商店街活性化の指標としての「通行量」は、どのような手続きを経て、何を根拠に指標というポジションを獲得しているのでしょうか?
“通行量”を計測してその増減を認識することで我々は「商店街の活性化」の何を理解することが出来るでしょうか?

 通行量の増加が目標数値として掲げられる場合、その手続きはおおむね次のとおりです。

1.特定の時期の通行量を「基準」とすることを定める。
2.達成時期において実現を目指す「通行量」を“基準の○○%アップ”として決定する。
3.計画期間中、通行量数値を計測し、目標達成状況を確認する。

 如何ですか。多くの基本計画(最近では『商店街活性化事業計画』も?}の目標設定はこのように考えられていますよね。

 このとき、「通行量」が指標となっている参照相手はいったい何か? ということが問題でありまして、たぶん“街のにぎわい”とされているケースが多いと思います。
では、「まちの賑わい」とは何か?
と、さらに考えてみますと答えはなかなか定まりません。
Q“まちの賑わいとは?”
A“通行量が増えることに決まっている”、
Q“では商店街の活性化とは?”
A“街が賑わうこと”・・・?
といった堂々巡りを続けている間も「街の空洞化」は着実に進みます。
 “まちの賑わい?そりゃ通行量のことだ”で済むなら話は簡単なのですが。

 上位目的は、「商業・商店街の活性化」です。
目標の指標として“通行量”を掲げられるのは、通行量を測れば“街の活性化の進捗度合い”が分かる、という考えに基づいています。
本当に“通行量を測れば街の活性化の進み具合が分かる”のでしょうか?
何故そう言えますか?

 一口に“通りの通行量といいますが、実際に歩いている人たちの歩いている目的はさまざまです。
参照「中心市街地の客(歩行者)相」
http://www.quolaid.com/library/kyakusou.gif

 さまざまな目的で歩いている人たちを「通行量」と一括して計測することで何が分かるか?
もちろん、「通行量」は確実に計測できますが、それが「街の活性化」にとって何を意味するのか、ということはこれまで誰も説明していません。

 「旗頭」と思われる藻谷浩介氏の場合は、“元気のいい商店街は通行量が多い”から“街を元気にするには通行量を増やすことだ”そのためには“まちに住む人・来る人を増やせ”という思考プロセス。

 “元気な商店街(藻谷氏の主観にそう見えた)は人通りが多い”ということから、“街を元気にするには人通りを増やせ”、“人通りは「街の元気」のバロメーターだ”という具合に短絡に継ぐ短絡を重ねたわけですが、このプロセスで“通行量と街の元気との因果関係”あるいは“通行量を測れば街の元気が分かる”根拠はまったく明らかにされておりません。

 根拠の代わり?に言われたのが、全国5個所を除いて全都市を廻った、はじめは私費で出掛けた”ということと、“日本一元気な佐世保市四ケ町の賑わいを観よ”ということだけ。
これを聞いて、“え〜、全国廻ったんだって、しかも私費で”というところに感銘した人たちが、“日本一元気な商店街”というお墨付きを信じて“バロメーターとしての通行量”を信じ、“目からウロコが落ちた”とはしゃぎ廻った結果、“通行量がすべてを癒す”というスタンダードが出来てしまった。

 全国全都市を私費で何回廻ろうと、佐世保市四ヶ町の通行量がどんなに多かろうと、そのことを根拠に「通行量と街の賑わい、商業活性化との関係」の論証をサボることは許されません。仮にも指標というのなら指標足りうる根拠を理論的に示さなければならない。

 まあ、藻谷さんだけが悪い、ということではなく、通行量と商業の活性化(つまり、自分たちの街、自分の店の)、二者の関係について突き詰めて考えてみることもないまま、“活性化の指標は通行量だ、取り組みの目標数値は通行量だ”という「思いつき」に雪崩を打ってしまった、自分たちでその方向を選択したのだ、という状況を直視しなければならない。

 “こんな「目標話」に乗せられる程度の気合いの入れ方で商店街の活性化を実現するのはムリムリ”というチャチャが周辺から漏れてくることがあっても、あながち目を三角にするわけにはいかないのではないでしょうか。

 内閣府は、認定基本計画のフォローアップ事業の総括報告において、“目標としての通行量”の考え方について、上述のようなレベルとは異なる見解を示し、かつ、“必要により基本計画の見直し”を奨めています。
見直す場合は、もちろん、“目標”も再検討し、“指標としての通行量”や“目標数値としての通行量”もその「根拠」レベルから徹底的に検討し直すことが必要です。

 “目標としての通行量”を掲げている基本計画を持っている都市は、なにはさておき、最優先で「計画の見なおし」に取り組まなければならない。言い換えれば
基本計画の骨格となっている「理論」を見直さなければならない。

 ということが理解されたら、行動に移らなければならない。周囲・諸般の事情に遠慮しての逡巡は許されません。

 
 ちなみに、当社が10〜11月頃の開催を計画中のセミナー『中心市街地活性化の論理と戦略』は、「計画の見なおし」という課題への取り組みを検討される都市、新たに計画作成をを検討中の都市、さらに取り組みの支援をビジネスとされる各方面にとって、またとない機会だと考えます。
是非ご参加ください。

 詳細はあらためて当コーナーでご案内いたします。

  セミナー(於・東京)事前予告
Date: 2010-07-25 (Sun)
 久しぶりで開催します。

詳細は未定ですが、おおむね次のとおりです。

テーマ:『中心市街地活性化の論理と戦略』
と き:10or11月(未定)
ところ:東京山手線沿線
時 間:12時間(6時間×2日間・予定)
講 師:武 雄 信 夫(全課程)

内 容:
 『中活法』〜『基本的な方針』を枠組みとする中心市街地活性化の目的・達成のシナリオ・推進体制のあり方について。
当社が装備する一般計画論、都市経営論、商業理論を武器に『中心市街地活性化の方法と方向』を説明します。

 特に、全国各地で商業者の皆さんとの協働を踏まえて開発した「キラリ繁盛店づくり」の手法を駆使した、商業・商店街活性化の手法は、これまでのところ、唯一の「商店街活性化の方法」であり、商店街の「ショッピングゾーンとしての再構築」の実践を導く理論です。当社最新の成果:POP理論も含め、その全容を提供します。

 受講することで、「法」と「基本的な方針」という中心市街地活性化の枠組みとそれを駆使して取り組むべき“商業の活性化”の「理論と技術」を一挙に獲得してください。

 関係各方面の皆さん、特に行政の担当者、指導・支援に当たる専門家の皆さんには万難を排しての受講をお奨めします。

 内閣府の“中心市街地活性化事業のフォローアップ”についての報告に代表されるように、「認定・基本計画」の見なおしという課題が大きく浮上している今日、“実効的な見直し”を実現するには、既存の計画が前提としている「理論?的基盤」そのものから見直すことが必要です。
しかし、この「見直し」には“通行量の増加”などに変わる新しい視座が必要であり、もちろん、新しい視座を得るためには新しい理論を獲得しなければならない。
新しい理論はどこでどう獲得することができるのか?

 以上のような問題意識をお持ちの人にとって、一度は経過しなければプロセスに取り組む機会として提供するのががこのセミナーです。
ご存じのとおり、国内で他に類似の機会はありません。

 おって詳細は近く当コーナーで発表します。

  再開発ビルへの個店経営研修事業実施のおすすめ
Date: 2010-07-24 (Sat)
 我が「商人(あきんど)塾」は、塾生の皆さんの「繁盛店づくり」の実践と支援指導の渾然一体的展開が特徴ですが、さらに“プロセスを通じて「繁盛店づくりの理論」づくりに取り組む”というところに他にはない最大の特徴があります。
実際に取り組んでいる人は時に理論が発展・進化する場に居合わせることになります。あるいは、その場を自分で作ったりする人もあることでしょう。
経験者はよくご承知のとおり。

 目下は、単位売買交点という“点の進化”に着手、理論を確認しつつ、技術を工夫しつつ、線=隣接POP、面=レイアウトの革新へと拡大展開していく、段階的・漸進的店づくりの塾生による取り組みを支援しつつ、その「理論」を構築中です。
 というか、理論化がおおむね終わりました。

 引き続き理論化に取り組みたいのは、“再開発ビルの活性化”です。クオールエイド的に見ますと、再開発ビルは多くのテナントが集積する“POPコンプレックス”であり、その活性化は、商店街と同様、“点から線、線から面への展開”として取り組みます。まずスタートは有志テナントの繁盛づくり、単位POPの革新から、線、面への展開。

 再開発ビルの場合、ハコという取り組み境界があらかじめ限定されているため、商店街よりも取り組みの条件が優れています。ここの実践に取り組むことで、POPミックスとしての店舗(点)から線(ゾーン)、面(フロア・施設全体)への展開実践に取り組み、実践の成功とその理論化を目指します。

 今年度、個店経営研修事業による有志個店(POPミックス)の繁盛実現に取り組み、そのプロセスを指導支援しながらで隣接への波及の具体的な方法の構築まで考え・実践します。
これは“キラリ繁盛店づくり”と言われる個店経営研修事業の趣旨にぴったり符合するものです。

 つきましては、当社の“キラリ繁盛店づくり・点から線、面への展開”の理論に基づいて個店経営研修事業に取り組み、有志テナントの繁盛実現を皮切りに施設全体の活性化を目指す『再開発ビル』を募集します。
関係者で興味のある人は、早速連絡してください。

 再開発ビルは、商店街の「核」機能を期待して整備されましたが、現在では核機能の発揮はおろか、施設自体が陳腐化〜空洞化プロセスに入っており、存続が危ぶまれるケースも珍しくありません。
諸般の事情でリニューアルにためらう施設も最近リニューアルに取り組んだばかりの施設も同様の状況のはずです。

 この機会を利用して繁盛店づくりに取り組むことで、施設の活性化、商店街の核としての機能の再構築に取り組み、実現することは再開発ビル関係者ばかりではなく、商店街・中心市街地活性化関係各方面にとってのおおきな課題のはず、是非とも事業への応募を実現してください。
ますは、当社宛連絡をいただけば、以降の進め方について一緒に考えます。何はともあれメールをどうぞ。
個店経営事業の利用方法については当コーナー過去記事を参照してください。
こういう機会は滅多にありません。ご承知のとおり。

 すでに一カ所、中心市街地の核的位置にある再開発ビルので取り組みが検討中で、今日は午前中応募に向けた最終打ち合わせが行われます。
同時複数の取り組みを実現することで相互補完・相乗効果を実現して成果をより確実にしたいと思うものです。

  単位売買交点の改革
Date: 2010-07-23 (Fri)
 POP:point of purchais 一般に購買接点と訳されますが、当サイトではこれまで売買接点としてきました。ご承知のとおり。

 昨日の経営革新塾から、さらに変更して「売買交点」と。
生活に必要な資材を入手しようとするお客と仕入れた在庫をお金に換えたいあなた、それぞれの「問題解決行動」が交わる、とき・ところ。

 ファサードの改良からスタートする仮説〜試行を駆使する繁盛店づくり、新しい試みとして参加者がそれぞれ店内のPOPミックスの中から特定のPOPを選び、その改革に取り組むことを提案しています。

 これまで、店内の取り組みはそれぞれの店舗ごとに任意に課題を設定し、改善した結果を店内各所に波及させる、としていたものを“POP単位での三点セットの丸ごと改革”と具体的にすることで、取り組みの成果を確認しやすく・波及しやすくすることで成果を確認しやすく、かつ、三点セットを相乗的に改善していく技術の開発・蓄積を目指します。

 POP単位での改革という課題に共通して取り組み、塾における「取り組み状況の報告」を通じそれぞれの過程を共有することで共通の経験にしていこうとするものです。

 売買交点を単位ごとに改革していくという手法は、個店経営研修事業などに使うとよい効果が期待できますが、実線に先立って“理論の共通”を実現しておかないと不可能です。
個店研修、あらためて参加者の“理論武装”にどう取り組むのか、という問題があります。
 今日の臨店で取り組むPOPの選定と改革の方向について相談、決定して今夜の勉強会で発表することになりました。

キラリ繁盛店づくり、点から線、線から面への展開は、既存個店の店内三点セットの漸進的改革に適用します。
というか、実はこちらが先行することではじめて“街ぐるみの展開」が現実のものになっていきます。

  個店経営研修事業は「起爆剤」
Date: 2010-07-22 (Thu)
 応募に向けて準備が進んでいることと思います。

 この事業は、“キラリ繁盛店づくり、点から線、線から面への展開”を掲げ、実効的な商店街活性化への道を目指しています。
しかし、当然のことながら、この事業に取り組んだ参加店の繁盛を実現したからといってそのことが自動的に最終目的である商店街全体のショッピングゾーンとしての活性化を約束するものではありません。

 この事業は、長らく隘路に入り込んでいる商店街活性化の取り組みを“広くまっすぐな道”へと導く“最初の一撃”ですが、隘路を抜け出したからといってその先がベルトコンベアになっているわけではありません。

 当社が描く、商店街ショッピングゾーンとしての再構築のシナリオ:

@有志による可能性の実証
Aシナリオのオーソライズ
B計画的・漸進的拡大
というプロセスをたどることが想定されます。

 個店経営研修事業、すなわちキfラリ繁盛店づくりが担うのは、取り組みの第一段階です。
事業の成果を関係各方面が「活性化への道」のオープニングとして確認すること、これができるかどうかで次年度以降の命運が決まります。

 したがって、今年この事業への取り組みを決定するにあたって、これを上記の「プロセス」にきちんと位置づけること必要です。事業自体は、組合が取り組みを決心して参加店舗を5店集めれば形式的にはOKです。意欲的な参加者はそれぞれ自店の参加目的を達成することができるでしょう。

 しかし、事業全体の成果を商店街活性化に活かしていく、という本来の目的は事業の応募要件をクリアした取り組みと言うだけでは達成できません。

 取り組みの成果を総括し、商店街・商業者全体の共有財産として活用して行くにはどうしなければならないか?
この事業を商店街活性化の起爆剤として導入するに当たって、行政、商工会議所、まちづくり会社など関係方面は何をしなければならないか?

 しっかり考えて取り組むところと、宋でないところとでは事業終了以降に大きな差異が生まれます。
その段階で気づいても後の祭り。

 事業の活用を考えている皆さんは、応募手続きと並行して事業を商店街活性化の大きな枠組み、シナリオに位置づけるという作業に取り組んでください。
何のことか分からない、どう取り組んだらいいのか分からない、という人はメールでどうぞ。

 この事業は誠に千載一遇のチャンス、次の機会があるとは考えられません。

  通行量という指標の再考
Date: 2010-07-21 (Wed)
 中心市街地活性化基本計画、商業の活性化の達成状況を評価する指標として多くの都市が「通行量の増加」を掲げています。
二つの考え方がありまして、
1.通行量を増やせば商業は活性化する
2.商業が活性化すれば通行量が増えているはずだ

 1と2では同じ通行量を指標としていても取り組みが大きく異なります。

 1の場合。
通行量を増やせば商業は活性化する、という考えですから、商業活性化施策は、「通行量を増やす施策」ということになります。
空地・空店舗等を離床した非・物販集客施設の整備、居住施設の整備、交通機関の整美、観光施設・資源の整備、イベント、などなど。

 おそろしいことに。
こういうことに取り組んでも商店街の通行量は増えません。
たまに“2割アップした”という話が聞こえてきますが、それがどうした、売り上げアップにはまったくつながっていないのであります。
したがって、もちろん、商店街の空洞化は深刻化するばかりですが、“まだ通行量の増加が足りない”と「成果無き増加策」に一所懸命です。商店街が活性化しないのは通行量が増えないから、と思いこんでいますから無理もない。

 この路線の破産は内閣府が認めています。
“通行量が増えないのは、小売販売額の増加や空店舗の減少が見られないから、当たり前”というのが「総括レポート」の概要です。

 この路線を取ってきたところは、一日も早く“基本計画の見なおし”が必要です。このことの理解が市内関係各方面に共有され、見直しの機運が醸成されない限り、“通行量の増加”にいくら取り組んでも「壮大な無駄」に終わります。間違いなく。

 悔しかったら、通行量と商店街活性化の因果関係をきちんと説明していただきたい。通行量10&アップなどと掲げていますが、
○通行量が10%増えたら商店街の何がどうなるのか、説明していただきたい。
○皆さんの「通行量の皮算用」には、“商業者の自助努力による通行量の増加”は、ただの一人も想定されていませんが、そんなもんですか?

 次に2.の場合。
 商店街が活性化すれば通りの通行量は増える。活性化の進展を見るには通行量を測ればよい、というのが2の立場です。
商店街の賑わいと通行量との関係は確かにそう理解されますが、ここに難問がある。
この場合、「通行量の増加」は商店街の販売額アップなどの結果として実現するのですから、「販売額アップ=繁盛店を作る」のための施策を講じなければならない。

 さあ、ここで問題。
“繁盛店を作るには何を為すべきか?”
この路線を取っているところはこの問題を解決しなければならない。商店街においてわき目もふらずに繁盛店づくりに邁進する。でもどうやって?

 というところで、「既存個店のシャッターの内側の課題」を直視し、その解決に取り組めない商店街活性化は、ゼッタイに成功しないのであります。

 さらに。
取り組みがスタートして成果が挙がり、繁盛する店が現れ始めても、それが「通行量の増加」として確認されるまでにはタイムラグがあります。特に、今どきの繁盛店は客数アップよりも客単価のアップの方が先行します。
繁盛=通行料増と一足飛びにはいかないのです。
つまり、だれの眼にも「通行量の増加」が明らかになったときは、既に活性化という問題は解決しており、ことさらに「通行量」などを測って核にする必要は無いのではないか。

 ということで。
 果たして、商店街の活性化を指標として「通行量」は適切だろうか? そもそも通行量が指標として適切だと言い出したのは誰か?
どういう根拠に基づいて言い出されたのか?
今となっては調べても詮無いことかも知れませんが、転ばぬ先の杖、二度と騙されないためにはこれまではどうして騙されたのか、振り返っておくことが必要です。

 私の知る限り、公的に「通行量」が指標として取り上げられたのは、総理府が行政評価の一環として取り組んだ「中心市街地活性化」の検証においてです。このとき、活性化が進まないのは“目標が数値化されていないから”と指摘し、目標の「例」として“通行量”が他と共に例示されたときですね。もちろんこのときもどうして通行量が目標になりうるのかという説明は行われていません。

 総理府に先立って「通行量」を称揚したのは、もちろん、藻谷氏を始め、いろんな人がいます。しかし、この人たちのうち、誰一人として「商店街活性化と通行量の関係」を説明している例はありません。

 ここにも中心市街地・商店街活性化の取り組みの至らなさの証拠があるわけで、ここまで来るともはや、“こんなデタラメで活性化が出来るはずがない”ということでは衆目が一致、こういうデタラメではない、きちんとした取り組みに変われば活性化できるのかも知れない”と「希望の元」になるかも知れません。
これまでしっかり取り組んできたのに活性化できない、というのでは夢も希望もありません。

 希望だけは残った、ということでなんだかパンドラの箱のような今日のお話しでした。
 

  コンサルタントとマーケティング
Date: 2010-07-21 (Wed)
 当社的「マーケティング」の定義:
“相手の目的達成に貢献することを通じて自分の目的を達成する、という仕事のあり方” 
ご承知のとおり。

 私見ではこれが最も汎用的なマーケティング概念だと思います。
マーケティングは、当方の目的を達成するための相手側への働きかけ、当方の提案に対して相手に“その気になってもらう”ことに関する基本的な姿勢です。

 なんと言っても人が“その気になる”、その気になりやすいのは、“その気になった方が自分にとってプラスだ”と納得できること。マーケティングは、プラス・プラスの関係の構築です。

 さて、コンサルタントの場合。
仕事の成功は、クライアントが当方の提案に対して“その気になってもらえるかどうか”に大きく掛かっています。
コンサルタントが成功を望むなら、提案する「方法と方向」についてクライアントに心の底から“その気になって”集中してもらわなければならない。

 コンサルタントは、クライアントの活動を通じてクライアントが望む結果を実現しなければならない。
つまり、クライアントに“その気になって”もらわなければならない。これは単に(というほど簡単なことではありませんが)、適切な理論・方法・方向を提案出来ればよし、というわけにはいきません。もちろん、こういう合理的な提案だけで「その気」になる人もいるでしょうが、一般には「感情」もからんできます。
コンサルティングは技術ですが、その構成はなかなか一筋縄ではいかないようです。

 ちなみに。
クライアントにももちろんマーケティング志向は必須でありまして、いったん契約したからには、プロジェクトが所期の目的を達成して完了するまでコンサルタントに“その気”を維持してもらわなければならない。
かって組織にあってコンサルタントさんと協働したときは、契約を締結したとたん、“その気”を維持させる、ということに腐心したものでした。

 マーケティングの成功は、ウイン・ウインの関係を作り、最後まで維持すること。言い換えればお互いに力を存分に発揮しあえる「土俵」を協力して作ること、に掛かっています。そのためには」お互いにお互いの目的を熟知し尊敬することが不可欠。
“情けは人のためならず”
これはコンサルタントに限らず、マーケティング一般の「成功の秘訣」です。
 

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