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タイトル間違いだらけの商店街活性化
記事No4040
投稿日: 2018/02/01(Thu) 10:45:24
投稿者takeo
二兆三千億円と10年の歳月を費やしたのに見るべき成果が得られ
ていない商店街―中心市街地活性化、活性化出来ないのにはちゃん
と理由があり、取り組み方が間違っているから。活性化事業として
取り組まれている多くの事業は間違っており、だから活性化出来な
いのです。

逆にこれまでの取り組みが「間違っていなかった」とすればどうな
りますか?
もはやこれ以上続けても活性化出来ない、ということになりますね。
ここは何としてもみんなで「これまでの取り組みは間違っていた」
ことを明らかにしないと、商店街に明日は無い、ことになる。
どこでどう間違ったのか?

これまでの取り組みを取り組んで来られた皆さん、「これまでの
活性化事業は間違っていた」として指摘されても怒っちゃだめです
よ。
これまでの延長では活性化出来ないことは明白になっているんです
から。腹が立ちそうになったそのことを想い出して堪えてください(^_^) 
この延長上に明日はないのですから。

もし、今全国で取り組まれている活性化が間違っていない、とする
なら活性化を実現することは難しいでしょう。
しかし、もし、今取り組まれている活性化が間違っているとすれば、
それを修正することで活性化実現の可能性が出てきます。

まずは、これまでの取り組みとその基礎となっている考え方を振り
返って見ることからスタートしてみましょう。

タイトル間違いだらけの商店街活性化2A
記事No4042
投稿日: 2018/02/01(Thu) 14:47:11
投稿者takeo
 間違いのその一は、「商店街活性化」が定義されていないこと。

 商店街活性化とは街がどうなることを目指すのか、決めないまま
活性化が取り組まれている。商店街に問題が起きており、その問題
を解決するために取り組まれるのが「商店街活性化」ですね。
商店街が直面している問題は何か? まず問題を確定し問題を解決
する方法を選択するとそれが「商店街活性化」です。
「商店街活性化=商店街が解決すべき問題と解決の方法」だと考え
ることが出来ます。「商店街活性化」が定義されていない、という
ことは「解決すべき問題」が決定されておらず、したがって、取り
組むべき「解決の方法」も未定だという状況の反映と考えられます。
この状況で取り組まれているのが「活性化の定義無き活性化」です。

 もちろん、商店街には「何とかしないとこのままではヤバイ」と
考えられることがいろいろ起きていますから、座していいるわけに
はいかない。
取りあえず、目の前で起きていることを問題として取り上げ、対策
講じよう、となる。すると、取組の内容は「前例踏襲・異名僅差の
活性化事業」とならざるを得ない。前例事業は、まさにその「論理」
で取り組まれて来たものですから。前例の失敗をどう教訓にするか?
 いや、問題は変わっていないので基本、同じ対処をもっと上手くや
だけ。と言うことで異名僅差事業が延々加上される←いまここ
「問題―解決策」を決定していない・現象に対処する弥縫策なので総
括が出来ない、必然的な挫折結果を教訓として蓄積活用出来ない。
という負のスパイラル。

 間違いだらけの商店街活性化、その筆頭は、「商店街活性化とは
街がどうなることか、定義されていない」こと。
結果、活性化の方法はビジブルな・対処したい状況の数だけいろい
ろある、ということになり、多種多様な活性化策が取り組まれるが、
拠って立つ土台が間違っているため、そのほとんどが対象療法とし
てすら成功していない、という現実が帰結している。
以下では、「定義無き活性化」を実現する活性化策として推進され
ている様々な取り組みが、如何に間違っているか、一々剔抉する。

タイトル間違いだらけの商店街活性化B
記事No4043
投稿日: 2018/02/01(Thu) 14:56:57
投稿者takeo
商店街で起きている多様な負の個別問題の数だけ活性化策が取り組
まれている。
代表的な負の現象と対応策:
来街者の減少、通行量の減少→集客イベント、集客施設の整備
空店舗の固定化・増加→空店舗活用
共同施設の老朽化→更新
等々。

取り組みの特徴は、
1.取り組まれる事業の多くが「活性化の切り札」と位置づけられ
ていること。
2.したがって、それぞれ他の事業から孤立して取り組まれること
3.条件反射的取り組みのため、終了後の総括がおこなわれない
4.異名僅差事業の繰り返し等。
5.個別現象の原因追及を怠っているため、対策が皮相に止まり、
問題の抜本的な解決への接近はおろか、解決するとした個別問題の
解決にも失敗していること。

 各事業共通の特徴。
総じて指摘されるのは、対象療法的手法であり、「ビジブルな現象
としての負」に対する弥縫策、加上策の域に終始していること。

 例示:空き店舗の解消。
商店街活性化の課題:空洞化の解決→空き店舗の解消→空き店舗活
用事業。
趣旨:空き店舗に魅力的な店舗を誘致し、繁盛を実証して既存店に
刺激を与え、活性化への意欲を喚起する。
結果:
1.応募者なし、
2.応募があっても既存個店群に影響及ばず
次いで、ともかく空き店舗を埋めようということで

新規創業者と募ると、補助金目当ての操業が相次ぐが、ほとんど成
功せずに「補助金の切れ目が縁の切れめ」となる。
「空き店舗の解消」の取り組みでは空き店舗を減らすことは難しい。
成功事例が出ても街への波及効果はなく、衰退趨勢への歯止めには
ならない→今ここ:成功事例が陥っているところ。
空店舗を埋めたつもりがすぐに空店舗に戻ってしまう。
「空店舗活用」に取り組んでも空き店舗が継起する機制は解消され
ず、新たな空店舗の発生を止めることが出来ない。