タイトル | : 「一店逸品」 課題と目的 |
記事No | : 1813 |
投稿日 | : 2007/05/10(Thu) 08:36:11 |
投稿者 | : takeo |
>・・・これまでの見聞をもとに自分で「一店一品運動とはなにか」 > 説明してみます。
一店逸品とは? (「推進する立場」に立って、出来るだけ有利に書いてみましょう)
商店街活性化への道として提唱される一店逸品運動、その論理と実践はどうなっているのか、 まずはその全体像を紹介します。
「一店逸品」が対応策として提唱される問題情況: 次のようにとらえられていると思います。
@商店街の空洞化は、依然として進展している A従来の活性化策では個店レベルの活性化を実現することが出来 ず、結果的に商店街の買い物の場としての再構築は難しい。 B従来取り組んできた施設整備事業や販売促進事業とは異なったレベルでの 取り組みが必要になっている Cこれまでの経験から、商店街が全員一致で取り組むことには限界がある
このような状況認識のもとで企画される活性化への取り組みは、 @取り組めば取り組んだだけ成果が挙がること A特段の準備をしなくてもいますぐ着手出来ること B有志による先行取り組みが出来ること B成果を挙げて全体に波及させること などが目標になります。 現在の状況で本気で「商店街活性化」に取り組むとしたら、このような目標を達成出来る施策でないと成果を期待することは出来ません。
「一店逸品運動」は、このような問題状況において活性化を実現していく取り組みたることを目指して企画されたものです。
もう一度、事業が達成すべき目的・目標を確認しておきましょう
目 的:商店街の街ぐるみ活性化の実現 目 標:参加個店の技術レベル・業績の向上 参加者・店舗間の連帯の強化 活動の普及 方 法:意欲のある有志が先行して取り組み、成果を挙げることで全体に普及させる
ご覧のとおり、このレベルでは、当社が提唱している「商人塾」をツールとする「活性化への道」と変わるところはありません。 実践されている皆さんがよく“「一店一品運動」と「商人塾」は目的は同じだ”といわれる理由がよく分かりますね。
では、われわれとも共通する目的を達成する手段として実践される「一店逸品運動」はどのようなシナリオをもって目的を達成しようとするのでしょうか?
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